2008年04月26日
雪解けバッケ採り
すでに里のバッケ(フキノトウ)が終ってから私は奥深いイワナが潜む源流に向います。
その沢沿いの斜面には苦味が薄く柔らかな雪解けバッケがあるからです。
岩手県のバッケはアキタフキのため大きいものでは子供の拳骨くらいあります。
大きいものは大味と言われますが里の小さいフキノトウより丁度いい苦味(薄苦味)です。
残雪の中あるいは残雪の傍のバッケは縦に割って見ると青黄色でとても奇麗なのが特徴です。
「バッケ味噌作り」には、ほど良い苦味で、一度食べたら里のバッケとは比較にならないほど美味しさがあり、おにぎりの具には最高!!といった感じでしょうか。
このバッケでなければ
ダメだというこだわりのマニアもいらっしゃるほどです。
■フキ(フキノトウ):キク科
主な成分:ビタミン(葉酸、βーカロテン)、カリウム、クエルチン
効 用:消化促進、痰切り、スタミナ増進
利 用 法:生食用、キャラブキ、佃煮、ビン、缶詰
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2008年03月17日
山菜「アサツキ」
今では山菜というよりむしろ八百屋さんの店先でも野菜として取り扱われている立派な野菜となっています。
ネギに似ていて茎は丸みを帯びていて、地中の鱗茎はラッキョにた形をしていて、全草やや弱いニラ臭があって食用部分は全草。
さっとゆでて酢味噌和えなどにするとおいしく早春の野草として欠くことのできないものです。
また、生のまま味噌をつけて食べると少し辛味があって美味しくいただけます。
アサツキ(ユリ科):岩手の方言(アサトキ、アサドキ、アサヅキ、ヒロッコ)
食べ方
「アサツキとあさりの酢味噌和え」
①アサツキ200gを汚れを取り除いて
熱湯でさっとゆでて、ざるに広げて冷ましてから3cmくらいに切ります。
②あさりのむき身100gを塩水で振り洗いし、
酒を少々加えて火にかけて、火が通ったら、広げて冷まします。
③白味噌60g、砂糖大さじ2.5、酒大さじ2を小なべに合わせて火にかけて、
硬めに練って冷ましてから、酢大さじ3、練りガラシ小さじ1を混ぜます。
④①と②を和えて完成です。
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2008年02月11日
山菜「アカミズとアオミズ」
正式名ウワバミソウのウワバミとは大きな蛇のことで、
いかにも暗い湿地帯では蛇でも出そうということでウワバミソウになったという説があります。
また、水気のあるところに生えることでミズとも言います。
ほぼ山菜シーズンがが終わっても、
このミズだけは初夏が旬で、秋にはちょうどアケビを採る頃、
ムカゴを採って楽しめる初心者でも採れる人気のある山菜です。
この頃は生腋から細い花→黄白色の細花を塊状につけた状態になり秋になると節の部分が膨らんで肉芽状(ムカゴ)になります。
その他アカミズに似た仲間でアオミズ(ヤマトキホコリ)がありますが
茎の青いことと、花に柄のないことぐらいの違いで、食用としては変わりがありません。
しかし
収穫では量的に少ないため販売されるときには少し割高になります。
●ウワバミソウ(イラクサ科):
ミズとかミズナの山菜名で親しまれている。
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2008年02月10日
山菜「ヤマウルイ」
ヤマウルイは平地から高山まで、また沢沿いの原野や湿った草原などによく生え、茎が少しヌルヌルしていて独特の食感がとても美味しい。
ウルイの発生時期はワラビが終盤に近づき、ヤマウドが大きくなった時がウルイのピークとなります。
高山のウルイと里近くのウルイの違いは茎が短く太さです。
野原のウルイの茎は細くて硬いのが特徴ですが高山のウルイは太くて柔らかい。
どちらが旨いか?問われれば、勿論、柔らかく、ヌメリも多い高山のウルイなのです。
その理由はよくわかりませんが、高山のウルイは腐葉土と適度の水はけの良さと、適度な日射の当たりのバランスが里のウルイよりも勝っているのかも!?
ワラビも、フキも、フキノトウも、コゴミも同様に日差しが強い野原の場合は、同じく硬く美味しさが今一といったところのようです。
●オオバギボウシ(ユリ科)岩手の方言:ウルイ、ウルエ
平地沿いの低い低山帯から高山までの沢沿いの原野や湿った草原に、時には大群生をしていることがある。
葉は卵円形、または心臓形全緑で5~6条の平行側脈を具え、長い葉柄があって一束にになり根出している。
7~8月には淡い紫色の鐘形の花をつける。(稀に白い花もある)
若い葉柄を食用とする。花や葉も食べることができる。
ウルイ(ギボウシ)の由来
昔の日本の木橋には欄干(らんかん)があって、この欄干の先端にネギ坊主に似た飾りがついている。
これを擬宝珠(ぎぼうしゅ)と呼び、この、擬宝珠(ぎぼうしゅ)に、ギボウシの蕾(つぼみ)が似ていることから、擬宝珠(ぎぼうしゅ)から訛ってギボウシの名になったという説がありあります。
●食べ方:
煮つけ、天ぷら、卵とじ、汁の実、カレー煮、すまし汁、甘煮にしゆでてあんかけ、和え物、三杯酢、サラダ、浅漬け、ぬか味噌漬け、歯ざわりと一種のヌメリが特徴でゆでて乾燥させておくと、カンピョウの感じのする保存食。
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2008年02月06日
山菜「姫ダケ」
姫ダケ採りは山菜の中で遭難及び熊との遭遇を考えると一番危険な山菜採りです。
山菜採りのベテランでも遭難に巻き込まれることが毎年あるので気を引き締めて山に入る必要があります。
また、周囲が竹藪しか見えないので自分の現在地がわからず迷ったことがすぐには理解できません。
そのため、迷わないためには必ず二人以上で行動するようにしましょう!
■ネマガリダケ(イネ科)
岩手の方言:ジダケ、ズダケ、ササダケ、姫ダケ
ネマリダケは名の通り根の付け根から、多少曲がっているからついた名前である。
海抜の高い山は、ほとんどこの笹一色であり、他種の笹はない。
大きな群落を形づくって、山全体が笹で被われることもある。
地下茎で繁殖するので、一定の寿命がくると、一斉に枯れることもある。
その年限は40~60年とも言われる。
その時には、一斉に開花結実した後で一斉に枯れ死する。時には山全体が枯れることもある。
しかし、種子がこぼれて新苗が発芽したり、根元に残った若い芽が更新したりして、まもなく新しい群落が生じる。
■姫ダケ(ネマガリタケ)のタケノコは、淡白な風味と舌触りが最も東北的な感じがする。
汁の実、天ぷら、フライ、煮つけ、お浸し、色々なもの合う人気のある山菜である。
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2008年02月03日
山菜「ワラビ」
ワラビは見晴らしが利いて、日当たりが良い場所に生えることと、
山で迷うことはないので誰にでも採りやすい山菜といえます。
またピクニックとドライブをかねて簡単にできるのがこの「ワラビ」採りの良さです。
高原とか牧場、伐採された跡地に生えますが、採りやすい反面日当たりがよすぎるため、ワラビ自体が水分の補給が不安定、日の当たり過ぎによって、細く、短く、硬くなるのが一般的です。
柔らかく、太く、大きい紫ワラビを採るコツは伐採された跡地に生える周囲の雑木が1m以上の場所がベストです。
その理由は周囲の雑木の落ち葉が腐葉土となって、ほど良い陽射しがあって、周囲の雑木が蓄えた水分をいただいて雑木より光を求めて上へ上へと成長するからです。
●ワラビ(イノモトソウ科)
母親の簡単ワラビの「保存」法
保存方法は色々ありますが、母親のやり方は超簡単
1・採ってきたワラビを穂を揃えて一掴みづつナイロン紐で結びます。
(この時、穂は手でしごいて取ります。
残った穂はそのままでいいです。)
2・保存する入れ物に生のまま並べて、
その上から塩を一掴み上から万遍なく振り掛けます。
3・再度、ワラビを並べて塩を振り掛けます。
(これを繰り返します。)
4・最後に重しをかけて終了です。
食べる時は必要な量を取り出して、
沸騰したお湯に入れてアク抜きと塩出しを一緒にします。
さらに、
お湯から取り出したワラビを一日水にさらして料理に使います。
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2008年02月01日
山菜「シドケ」
岩手の方言:シドケとか、もっと訛ってスドケと言う。
低山帯から山地までの湿り気の多い林内を好み、
大なり小なりの集団をつくって群生し
春早く発生し、氷が解けるとまもなく萠え出でることから、
方言で「シガドケ」「スガドケ」といったのが訛って「シドケ」「スドケ」になったといわれる。
ちなみに「シガ」「スガ」とは氷の方言である。
●モミジガサ(キク科)
一昔前は湿り気のある低い山でもけっこう採れたものであるが最近は山菜ブームの乱獲によって低い山には殆ど見ることがない山菜となっている。
ギョウジャニンニク同様、根から持ち去って売買したり自己栽培が目的が大きな要因と考えられる。
最近のシドケ採りは写真のように奥深い山に入らなければ収穫困難となっている。
産地直売として売られているものには多くは栽培物で根茎は太く短い型揃いのシドケがそうである。
天然物はどうしても湿気、水気、日射の度合いが少しずれた場所でも微妙に異なるため
サイズはバラバラになるのが特徴である。
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2008年01月30日
山菜「ヤマウド」
ヤマウドの若芽は香りを生命とする山菜の代表格の一つ
「一口知識」
広辞苑では「ウドは茎が長大でも、やわらかくて役に立たぬことから、身体ばかりは大きいが、役に立たぬ人のたとえ」とありますが、ウドは大木になるのでしょうか。
実は草本、草の仲間なのです。(ウドは木ではないのです。)
そもそも「ウドの大木」という言葉に矛盾があります。
一説によると「虚(うろ)の大木」が本来の意味ではないか?
虚(うろ)
↓
内部が空になっているところ。うつろ。ほら。空洞 のこと。
中が空洞の木はいくら大きくても役に立たないという意味から「うろ」が「うど」に変化し、草のウドと結びついてしまったという説。
説ですから真偽はわかりりませんが「ヘェー」という気がします。
でも・・・ウドの茎は空洞ではありありませんから・・・さてさて、今度は虚(うろ)とウドが混同されたたのは何故か?気になります。
●ヤマウド(ウコギ科)
ヤマウドの正式名称はウド
平地からかなり山地までの原野、河岸、山足、谷間、崩壊地などに、たまたま集団をつくって群生する。特に土砂崩れしているところや土手下、崖下、などはいつも土砂がかかぶさるので、茎が深く埋まり軟化軟化され、白い部分が多いものが採れる。
成長すると1~2mにも達する大型のの多年草で、地下の根茎が太く、繊維の多い肉質である。
地上部は全体に荒い毛があり、上部に枝が疎に分岐する。葉は再葉状複葉で壮大であり、小葉は卵形である。
8月ごろ茎上に散形花序をつけ、緑色の細かい5弁花を沢山つける。
花後小球形の液化を結び、暗赤色から熟すると黒色となる。
食用部は若芽(特に茎)と若芽である。
香りを生命とする山菜の代表格の一つであり、ヤマウドは特に香りが高い。
ゆでて、和え物(酢味噌、ゴマ味噌、白和え、マヨネーズなど)、三杯酢、汁の実、煮つけ、また生のまま生味噌をつけて食べるとおいしい。
若葉は天ぷらににすると美味であるし、少し過ぎたヤマウドの皮を剥いでキンピラにすると香ばしくておいしい。
畑で栽培した物をウドといい、それに対して野生の物はヤマウドと呼んでいる。
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2008年01月29日
山菜「クレソン」
岩手山から流れ出でる小沢に一面に水芭蕉が咲いている場所があります。
さらに、
上流に30分歩くと大きな木の根元から岩手山に貯蓄した水が滾滾と沸きだしている所があり、5本の小沢に分かれています。
その周囲がこのクレソン畑なのです。
まるで天然栽培をしているようです。
乱獲はしていないので年々畑が増え続けています。
●クレソン(オランダガラシ):アブラナ科
明治初期に、フランス料理の食材として日本に持ち込まれた香辛野菜のクレソンが野生化した帰化植物です。
日当たりが良く、水の流れのある浅瀬ならば多少汚れた環境でも繁殖します。
豪雪地帯以外であればほぼ1年中採取できます。
ただ晩春から初夏の開花の時期には昆虫の卵やヒルなどが付着する可能性があるので、この時期の採取は控えます。
食べ方:お薦めはこちら→ クレソンのカリカリサラダ
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2008年01月27日
山菜「ミヤマイラクサ」
この山菜は岩手では「アイコ」の名で親しまれる。
ほぼヤマウルイとヤマウド、シドケ等と同じエリアに生えることが多く簡単に見つけやすい山菜でもある。
しかし、トゲガあるため敬遠されがちな山菜でもあるため採られることが少ない。
●ミヤマイラクサ(イラクサ科)
岩手の方言:アイコ、アエッコ
比較的に低い山でも、沢沿いに群生して分布。
または、やや薄暗い腐葉土の多い林内などにも群生する美味な山菜。
大型の多年草で、卵型の大きな葉が互生して葉の先端は尾状に突き出していて葉茎ともに一面に鋭い刺毛が生える。
採取するときは皮手袋か軍手をはめなければ、やっかいな山菜である。
正直にいってあまり採りたくない山菜ですが、湯通しすると不思議にも刺毛が柔らかくなってしまう。
食べ方:さっと湯通しをすると刺毛が柔らかくなるので、それから皮を剥いて使用する。
煮付けたり、ゆでて色々な和え物にしたり、汁の実、卵とじ、サラダ等クセもなくアクもないおいしい山菜なのです。
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2008年01月25日
山菜「コシアブラ」
コシアブラを見つけるコツはタラノメと似ていて山が伐採されて数年経過した日当たりの良い場所を探します。
タラノメは簡単に見つけることができるので、
先ずタラノメを見つけ、その周囲を探すことで簡単にコシアブラを見つけることができます。
またトゲがなく、枝分かれが少なく直立していて
素手でも幹を掴むことができ、弓なりに幹を曲げても折れることがないのが特徴です。
食用部分は若芽、袴を剥きとって使う。
コクのある味は山菜のトップクラス。
タンパク質を豊富に含んでいることはシドケ、タラノメに次いで高級品。
ゆでてゴマ味噌和え、生で天ぷらするのが一番よく合う。
次にゴマ和え、フライ、マヨネーズ和えなど一般の山菜と同様に調理すると美味しい。
コシアブラ(ウコギ科)
岩手の方言でコサンバラ、コサバラ、ウソッポともいいます。
山間部の樹林地帯に分布し、群生はしない。
樹皮や葉の出方、姿、などがホオノキに似ているところもある。
高さ20mにもなる落葉高木、肌は灰色を帯び、直立する。葉は5個の小葉からなる掌状複葉で、質が薄く、裏面は緑色。夏には枝端に球状の散形花序をつくって開き、花後、球形の液果を結び黒紫色に熟す。
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2008年01月23日
山菜「タラノメ」
山菜で好きな名前は何ですか?
と尋ねると圧倒的に「タラポ=タラノメ」と答える人が多い。
これは5月の連休頃に芽を出す「タラノメ」は家族でドライブ中に林道に入ると簡単に採った経験があるからのようです。
山菜の中ではクセが弱く、生のまま天ぷらすると子供でもお代わりするほど美味しいからも理由にあるようです。
ちなみに、岩手では「タラノメ」は2番手で一番人気は「シドケ=モミジガサ)になります。
●タラノメ(ウコギ科)
動画の中の「モチタラボ」とは木肌にトゲがないタラノメのこといい。
一方
木肌にトゲがあるタラノメを「オニタラポ」と呼んでいます。
その「モチタラボ」の採取回想写真です。
本格的に岩手の採取時期は5月の連休がピークです。
里から深山まで何処にでも見かけることができるため競争率が高く
栽培物と比較にならないほど大きく味も一度食べたら忘れられない美味しさ1級の山菜です
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2008年01月21日
初春のイワナ釣り
山菜とキノコの発生は
年々育つ山の環境は山の不整備、土壌の悪化、木の腐朽、乱獲等あって減少していきます。
そこで、新たに山菜・キノコの発生するポイントを探さなければならないのですが、
私は渓流釣りをしながながら新規開拓をするようにしています。
当然のことですが山菜もキノコも水との係り合いがとても重要なので湿気のある渓流、源流沿いを歩きながら探すことは無駄がなく理にかなっているのです。
初春の渓流釣りにはフキノトウ、コゴミ、ギョウジャニンニク、ハワサビ等が川沿いに見ることができますし
林道あるいは伐採している山々にはタラノメ、コシアブラなどがありキノコではナラタケの発見があります。
源流釣りでは奥深く沢に入るので、滅多に人が行かないポイントでナメコとかムキタケとかマイタケなどが偶然にも見つけることがあります。
それが自分の新しい畑になるのです。
そんな山菜・キノコ探しをしながら初春のイワナ釣りを動画にしましたのでご覧ください。
●初春の源流でのイワナ釣り
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2008年01月19日
山菜「ハワサビ」
ハワサビ(葉ワサビ)はギョウジャニンニク同様年々減少の一途を辿っている山菜の一つです。
ハワサビは特に沢沿いに多く発生します。
多いといっても一株一株がポツンポツンと生えていたり、群生をなしていても2m×3m位の面積で多いくらいですが、そんな数少ない発生量の中で根から引き抜いて持ち帰ったり、また他県の専門業者が根こそぎ盗掘するということが問題になっています。
根を残せば来年も確実に同じ場所に「ハワサビ」「花ワサビ」がいただけるので根こそぎはやめてほしいものです。
●ハワサビ(アブラナ科)別名:ヤマワサビ、サワサビ、ハナワサビ谷間の清冽な浅瀬に自生する多年草で、根茎は太く、前年の葉の痕が節のようになってゴツゴツしている。根だし葉は、長い葉柄を持ち、心臓形でゆるくデコボコしている。年中食用になり、生のまま香辛料とするほか、ゆでてお浸し、和え物にする。
細かく切り、熱湯を注ぎ、密閉しておくと辛さがまして、鼻にツンとぬける。この辛さはなんともいえないものがある。味噌漬け、粕漬けにしても風味がよく、昔ならちょとした沢に入ると採れたものが、今では山奥の沢に入らないと見当たらなくなってきた。
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2008年01月18日
山菜「ギョウジャニンニク」
一昔前までは
何処にでもあった山菜だったが山菜ブームに乗って少数の山菜マニアに根こそぎ採られてしまい一時期絶滅の危険があった。
そのためギョウジャニンニクが生える新しいポイント探しは非常に難しくなっているが
最近、発生株数の生育が回復に向かっていることが確認されていて嬉しい。
動画でのギョウジャニンニクは源流の奥深くの沢沿いである。
山菜採りの目的だけでは行くことがない遠い場所であるため自分と友人しか知られていないマル秘の場所なのです。。
イワナ釣りをしていて偶然新たに見つけたギョウジャニンニクの群生地です。
●ギョウジャニンニク(ユリ科)
別名でアイヌネギ、エゾネギ、ヤマニンイクと呼ばれる。
食べ方;ギョウジャニンニクの簡単レシピはこちら→http://blog.kirinkan.biz/2005/04/post_48.html
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山菜「コゴミ」
コゴミが採れる頃は
渓流魚のイワナやヤマメも獲れる時期となる。
コゴミが出ているかいないかで
渓流魚が釣果の良し悪しが決まるといっても過言ではない。
4月の午前中は
日差しが弱いので雪解けの水が少なく、イワナやヤマメの食いがいい。
一方、午後には日差しが強まり雪解けで水が冷たくなってしまうので食いが悪くなってしまう。
そんな釣りを楽しみながら遡行すると
沢沿いのあちこちにはコゴミを見ることができる。
天ぷらとかゴマ和えなどにして、イワナ、ヤマメを焼いて酒一杯は
山菜採りと渓流釣り楽しみをさらに倍増させてくれる。
●クサソテツ(オシダ科)
別名「コゴミ」の名で親しまれている。
コゴミの食べ方:簡単クッキングはこちら→http://blog.kirinkan.biz/2005/04/post_53.html
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2008年01月15日
山菜「バッケ」
方言で言うと「バッケ」で親しまれる「フキノトウ」は3月頃から初物として市場に出回る。
実際は発生する場所さえわかれば初物は1月でも2月でも採れる。
雪の下から掘って採るようなものだから春の訪れを待つためにフキノトウの栄養分をギューと濃縮しているので料理店などから冬の山菜として重宝される。
食べ方は天ぷらが定番であるが「バッケ味噌」にしておにぎりの具にしたらとても美味しい。
また、バッケにはアオフキ(岩手ではアキタフキ)とアカフキがあって道路沿いの日差しが強いフキはアカフキでアクが強い。
一方アオフキは柔らかくアクが弱いので食べやすく美味しい。
●フキノトウの食べ方
簡単クッキングはこちらをご覧ください。http://blog.kirinkan.biz/2005/04/post_46.html
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2008年01月14日
コガネタケの世界
この「コガネタケ」が発生する場所には
「ハタケシメジ」も発生する確率が高いので「ハタケシメジ」を新規開拓する目安のキノコである。
ハタケシメジの傘の色は薄茶色から濃い茶色及び黒に近い茶色のため、
遠くからは見つけることは難しいが「コガネタケ」は名前の通り黄金色した傘のため見つけることは非常に簡単である。
コガネタケを見つけたらその周囲をしゃがんで丹念に見渡すとハタケシメジを見つけることができる。
地方によっては食べる習慣がある所とない所がある。
縦に裂いて焼いて醤油をつけて食べるとスルメのような味がして酒の肴に人気がある。
岩手では食用キノコとされている。
●コガネタケ(ハラタケ科)の発生と採取風景
方言でコナタケ、オウゴンタケ、キナコタケ、コナカブリと言われる。
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2008年01月12日
ウラベニホテイシメジの世界
このウラベニホテイシメジと間違えるきのこに有毒のクサウラベニタケがある。
違いは何か?と問われればウラベニホテイシメジの傘の表面が白い粉のような霜降り紋があるが有毒のクサウラベニタケは絹糸状で光沢があると説明されるが初心者にはこの霜降り紋がどんなものかわからないので判断は難しい。
(両方にキノコを見比べると・・・
理解されるが単品での説明では理解は難しい。)
このキノコの大きな特徴は茎ががっしりしていて茎が地中深く潜り込んで、採る時は大根を引き抜くような感じで採ることができる。
一方、クサウラベニタケは茎は中空でもろくウラベニホテイシメジのように茎が地中深く潜っていないので簡単に採ることができる。
このキノコだけはキノコ採り名人に同行して実際に生えている所を見て採る経験をすれば2度と間違うことはない。
味は茎がシャキャキしていて甘味があってすごく美味しい。
私はホンシメジより美味しいと思っている。
●ウラベニホテイシメジ(イッポンシメジ科)の採取風景
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2008年01月11日
八幡平ツガマツタケの世界
キノコの王様と言えばこの「マツタケ」
昨年の8月の初旬に
テレビ朝日番組「愛のエプロン」で幻のツガマツタケの採取風景と料理の取材の依頼がありました。
しかし、残念ながらキノコがまだ出ない暑い8月の取材希望だっためお断りをしたことがありました。
全国的にツガマツタケは幻のキノコだそうです。
(数が少ないため割高ですが・・・。)
ところで、このツガマツタケを専門職としているプロは自分の畑(ポイント)は200箇所前後あって朝陽が昇る前に数日に分けて、このポイントを毎日巡回して採取しているのだそうです。
1年の収入をこの売買金額が高いツガマツタケで稼ぐため、その他のキノコは一切採らないのだそうですが私は広く浅く全てのキノコがターゲットです。
●ツガマツタケ(キシメジ科)の発生と採取風景
八幡平の松は主にアメリカトドマツ、ハイマツ、コメツガが多い。
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2008年01月10日
クリタケの世界
最もポピュラーなきのこ「ナラタケ」が終盤に近づくと
発生するのがこの「クリタケ」で岩手では「アカボリ」の方言で親しまれている。
切り株ぐるりと密集して発生するので数か所の切り株で背負い籠が満杯になることがある。
雨に濡れている時などは一瞬「ナメコ」かと見間違えることがある。
出汁としては今一のきのであるが肉汁、または唐辛子で甘く油炒めにすると美味しい。
キノコ採り初心者にとっては橙色から赤味を帯びた傘を発見するとワクワクするが
毒キノコの「ニガクリタケ」と間違いやすいので注意しなければならない。
●クリタケ(食)モエギタケ科の発生と採取風景
岩手では方言でアカボリ、クリモダシと言う。
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2008年01月09日
サクラシメジの想い出
9月の初め頃になると本命のコウタケ採りに山に入る。
同じ時期に同じような場所に生えるのがこの「サクラシメジ」である。
コウタケは大きい物で手の平に乗らないほど大きいものも採れるが数が少ない。
一方、サクラシメジは1か所で腰籠に満杯になるくらい採れることがある。
どちらも、岩手では競争率が高いキノコの一つになっている。
●サクラシメジ(ヌメリガサ科)
岩手の方言でドヒョウモダシ、バクロウ、アズキモダシ、アカモダシと呼ばれる。
ドヒョウモダシ(土俵もだし)は発生状況が土俵のような大きな輪を作ることから言われる。
外国では菌輪(フェアリー・リング=妖精の輪)と呼びイギリスでは「サクラシメジの輪の内側の草露を顔につけると美しくなる。」とかデンマークでは「輪の内側の草を牛や馬が食べると病気になる。」といった民話みたいな話があって、摩訶不思議を思わせる「きのこ」である。
輪は毎年少しづつ外側に広がって行くのが特徴で1個見つけると比較的に連なっているため数を揃えることができる。
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2008年01月07日
ナラタケモドキの想い出
ナラタケモドキはナラタケに似たキノコと言うことになるが
大きな違いは柄にツバがあるものはナラタケ、ないものがナラタケモドキとされる。
発生はナラタケより早く、道端で大量に採れ岩手ではサワモダシの名で食用として親しまれるポピュラーなキノコ。
ナラタケより出汁が出て美味しいが消化が悪いため地方によっては不食としている所もある。
日持ちが短いため、採ったその日に調理するか、いったん煮上げて塩蔵保存しないと腐敗が早い。
●ナラタケモドキ(キシメジ科)の発生風景と採取風景
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2008年01月05日
ナラタケの想い出
キノコの中で最もポピュラーなキノコは岩手では「ナラタケ」だと言っても過言ではない。
ナラタケが採れる山は車で30分も走れば・・・
そこはナラタケ山山々なのだ!!
このナラタケ山は
木炭を作るために毎年一山づつナラの木を伐採していてナラタケの宝庫となっている。
キノコ好きのお年寄り方でも比較的に歩きやすく、
休日には満員御礼になっている。
それでも、
誰でも背負い籠に満杯になるくらい採れたのが昨年まで・・・の話。
今年は天候不順んでこのナラタケが不作だったから悲しい。
そんなナラタケが採れた想い出の写真をまとめてみました。
●ナラタケ(キシメジ科)
昔から多くの人から親しまれているキノコだけあって、
ボリ、ボリボリ、サワンモダシ、ボリメキ、カックイなどこのキノコほど方言の多いものはない。
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2008年01月03日
ハタケシメジ採りの想い出
ハタケシメジはどんな場所に生えるのか?
をきのこの本で見てみると人里近くの林内や、牧草地、果樹園、道端、庭などに群生する。
と記載されていることが多い。
実際に過去に採った場所(ポイント)は何処か問われると、
第一位は牛が放牧されている牧場の盛り土の縁、
第二位はその牧場の牧草の中
第三位は林道、畑の下り斜面
第四位はトウモロコシ畑とか庭
の順に発生する率が高いようである。
しかし、これだけではやはり何処にあるかは見つけることは難しい!
経験上から発生するポイントを考えてみると(以前に投稿)ハタケシメジが生える場所は以前にはナラタケが生えた場所に限られるようである。
つまり、牧場を作る場合は開墾時に小枝が地中に埋まり、3年から5年でナラタケが発生し、ナラタケの発生が終わるとハタケシメジが発生が見られる。
道路沿いとか畑で見られるハタケシメジも事前にナラタケの発生が見られる。
※しかし、
何故!?ナラタケの後に発生するのか・・の理由はわからない。
また、
牧草地でも牛の放牧地は圧倒的に発生する確率が高いのは不思議である。
牛の糞尿とか牧草そのものと何か因果関係があるのかもしれない。
いずれにしても、開墾して数十年経っている古い牧場では地中の木などを分解する腐生性のキノコなので木が分解してしまっている古い牧場では見つけることが難しい、
●過去に採ったハタケシメジの採取風景です。
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2007年12月28日
ホンシメジ採りの想い出
キノコの発生の仕方には馴染みの深い「ナラタケ」などのように枯れた樹木に寄生するキノコ(菌類)の木材腐朽菌と呼ばれものがあり、生きた植物に寄生する菌類の仲間には樹木の根に寄生して栄養をもらう代償として、水分や無機養分を供給して、樹木を病気から守る働きをするキノコ(菌根菌)が知られてます。
最も有名なものでは「マツタケ」「タマゴタケ」「イグチに仲間」などがあり、味の王様と言われる「ホンシメジ」もこの部類に入ります。
年々松山をほったらかしにしているために山が荒れて、この仲間のキノコは減少しつつあります。
この仲間は腐生菌と比べて、人工栽培が難しく、店頭で見られる「ホンシメジ?」はブナシメジの栽培物が多い。
●ホンシメジの採取風景
傘の色は灰色から淡い灰色に変化し、ヒダ、肉、茎は白く、根元が太くなるのが特徴「匂い松茸、味シメジ」と言われるだけあって味の最もよいきのこの代表格の地位につけている。
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2007年12月26日
コウタケ採りの想い出
今年のキノコ不作の中で例年通りの収穫量があったのはこの「コウタケ」
また、コウタケの注文、問い合わせが多かったのもこの「コウタケ」
(TV放送でコウタケが取り上げられたのかも?)
例年であれば
一度採取したポイントにはその年には二度と行くことはありません。
今年は他のキノコが不作なこともあって、
目的は「コウタケ」ではないのですが幾度なく同じポイントに足を運んだのです。
その結果、何と同じポイントに月をまたいで三度も「コウタケ」を採取できたのです。
気候不順でこ「コウタケ」が成長する条件が幾度なくあったとように思われます。
2年前にはナラタケが年に3回採れる程の大収穫でした。
今年は「コウタケ」がよくてナラタケは例年の3分の一の収穫量でした。
年々、地球温暖化の影響でキノコの発生時期、収穫回数に変化が起きています。
●コウタケの想い出の写真は3年にわたっての記録です。
コウタケの食べ方
●乾燥コウタケをいったん水に入れて戻し、
黒くなった水は捨てて料理に利用します。
炊き込みご飯、五目ずし、天ぷらによく合って美味しいものです。
ちなみに
生で食べると胃腸系の中毒を起こすと言われているので
絶対に生では食べてはいけません。
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※参考:長沢栄史 監修の「日本の毒きのこ」から抜粋
毒成分は不明であるがその他の化合物としてコウスチン(抗アレルギー性多糖)セラミド類、ステロール類、テレホール酸(色素)を含み中毒症状:下や喉の痺れ、発疹、排便時に肛門の痛みなどを起こす。
特に生で食べた場合は胃腸系の中毒を起こす。
ただし加熱することによって美味しいきのこである。
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●採りたてをすぐ食べる場合は
塩を振って焼いて食べると香ばしく美味しくいただけます。
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2007年12月24日
天然マイタケ採りの想い出
天然のマイタケ採りはマツタケ採りに匹敵するくらいそう簡単に収穫できるものではない。
深山のナラの木の根元を探すのだがほとんど発生する場所が限られてしまうため競争率が高い。
そのため、朝早く(人より早く)出かけて足で稼ぐ(長い距離を歩いてマイタケを探す)ことなる。
足腰が丈夫な人であれば・・・発見した時には踊る?経験を味わえることができるかもしれない。
マツタケの場合はこの足で稼ぐだけでは採ることはできない。
その他に必要なものは地中に隠れたマツタケを探すことができる眼が必要である。
一方、マイタケはナラの半枯れ木か枯れ木、切り株の根元に発生するので遠くからでも見つけることができるが発見されやすいため、足で距離を稼ぐと同時にラッキーな部分が多くあるキノコ採りである。
●マイタケ(食)サルコシカケ科
方言でマイダケ、マエダケ、クロマイタケ、クロッコと訛って呼ばれる。
9月から10月にかけてミズナラやクリの根元に生える。
マツタケとホンシメジ同様食菌の王様と言われる。
毎年同じ場所に生えるものと1年、2年置きに生えるものもある。
栽培物と天然物との大きな違いは味の違いはもちろんのこと弾力性が抜群強いのが天然物である。
マイタケを両手で包むようにして軽く押しつぶすと天然物は元に戻るが栽培物は形が崩れてしまう傾向にある。
この理由には推測であるがキノコ自体の保水能力が天然物の方があるからのようである。
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