2008年11月16日
ラクヨウキンタケ(2008)
晩秋のキノコと言えば
オトメノカサ、エセオリミキ、フユヤマタケ、エノキタケなどがあるがカラマツの葉が黄色から褐色に変わる頃に
発生するのが方言でいう「ラクヨウキンタケ」
正式名はキヌメリガサである。
カラマツの葉がジュータンのように敷かれた頃が発生、採り頃となる。
傘の径、3cm~4cm
ヒダは疎で垂生で柄の長さが5~8cmで先は細い。
量感のないうすいキノコなのでさっと湯通して和え物、酢物、醤油汁などに合う。
●この時期にはあまり知られていないキノコで食一級品ののキノコであっても採る人は少ない。
そのため貸切状態で採ることができる。
小さいキノコなので柄を上から指で摘まんで採取するとカラマツの葉がつかなく下処理が楽ですぐ料理に使える。
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2008年10月16日
アシグロタケ(2008)ダシ用
このキノコも
ホウキダケ狙いで行った山で見かけたアシグロタケというキノコ。
主に写真のように広葉樹の倒木に生えることが多い。
サルノコシカケト同じ仲間で強靭な革質のキノコ。
黄褐色から茶褐色でなめらかな光沢が見られる。
肉は薄く、白色茎は一方方向に片寄り、上部は白くて下部は黒色の短い毛のようなものが見られる。
似た仲間にキアシグロタケがあり、傘の色は黄色で丸型で区別ができる。
どちらもキノコ自体は堅いので食べられないが、乾燥して保存してソバとかウドンのダシにすると美味しい!
●アシグロタケ(サルノコシカケ科)食不適であるがダシ用
ダシの取り方:乾燥させたアシグロタケをぬるま湯30分ほどつけておくとダシがよく出る。
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2008年10月15日
ツエタケモドキ(2008)食毒不明
タイトルにツエタケモドキとした理由は
キシメジ科のツエタケには間違いがないと思うが確定できなかったのでツエタケモドキにした。
ホウキタケ狙いで入った山で見つけたもの。
食とされるツエタケであって大量に収穫できないため、一般的には見向きもされないキノコの一種である。
しかし、可愛らしさと弱弱しさが女性っぽく・・・気になるキノコでもある。

●ツエタケモドキ(キシメジ科)
ツエタケは類似菌が多くあると考えられていて食とされるものもあるが近縁の種の食毒は不明。
傘は淡褐色から褐色。中央から周辺にかけて不規則な放射状のシワがあり強い粘性があるるが乾きやすい。
ヒダは白色で疎で直生から上生、湾生する。
柄は中空で硬く細長いく柄の地上部は下方に向かってやや太く、地中部は長く根茎状に伸び基物につながっている。。肉は薄く、白色で無味無臭、傘、柄とも表皮が剥れやすい。

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2008年10月13日
センボンクヌギタケ(2008)食毒不明
ホンシメジ狙いで行った時に見つけたもの。
尾根付近では広葉樹が伐採されていて、その切り株に生えていた。

食とされるクヌギタケに似ているがセンボンクヌギタケと思われる。
クヌギタケの傘は2cm~4cmでセンボンクヌギタケは1cm~2cmまでと少し小さめ、茎が細いのは同じであるが根元は太いのがクヌギタケ、根元が曲がって細いのがセンボンクヌギタケ。
クヌギタケは方言でトチンモダシ、クヌギモダシと呼ばれ、食とされるが収穫量が少ないこともあって、岩手ではあまり利用されていないキノコである。

●センボンクヌギタケ(キシメジ科)
食とされないキノコであるが姿が女性的でとても美しいキノコである!
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2008年10月12日
キンタケ(2008)食
ホンシメジ採りで見かける金色したシメジ。
正式名称はキシメジ(キシメジ科)であるが
岩手では金色しているのでキンタケと呼ぶ。
ホンシメジの発生の時期を知るための目安になるキノコでもある。
遠くからではホンシメジは傘の色が薄茶色で地面に同化しているので見つけづらいが、このキンタケは金色したのがポツポツと遠くからでも見えることで発見しやすい。
このキンタケを見つけたらホンシメジ採りにも力が入る。

10月頃赤松林と広葉樹の混成林の地上に生える。
マツタケ、ホンシメジが発生する場所によく生える。
シメジ特有の菌輪を作るので1個見つけると周囲を見渡すと沢山採れることがある。

食べ方:
少し苦味があるので裂いて、30分ほど水にさらして、すき焼き、油炒めなどでいただくと美味しい。
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2008年10月11日
ホンシメジ(2008)食
天然のホンシメジが採れる風景はこんな所です。
紅葉が始まりマツタケの収穫が終盤に向かう頃にホンシメジが最盛期を迎えます。

昔から「匂いマツタケ、味シメジ」と言われて親しまれてきた本物のシメジはこの「ホンシメジ」です。
香りはマツタケに及ばないけれど、
味はホンシメジに勝るものがないと言われるのが定説です。
「ホンシメジ」の栽培は難しいということで
天然「ホンシメジ」は一般の店頭ではめったに販売されることはありません。
●その理由は「ホンシメジ」の生態にあります。
●きのこ生態としては
植物や死んだ植物に寄生する死物寄生菌枯れた樹木に寄生する木材腐朽菌があり多くのキノコはこれに属します。
一方、これに対して
樹木に根に寄生しながら栄養を貰う代償として、水分や無機栄養分を供給して、樹木を病気を守る生態系の「菌根菌」がありホンシメジ、マツタケ、タマゴタケがこれにあたります。
そのため、一部自然栽培として成功している例もありますが栽培は難しいのが実情のようです。


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2008年10月09日
サンゴハリタケとブナハリタケ(食)
サンンゴハリタケは白色の珊瑚のような感じがし、根元から何回も不規則に枝分かれして先端は針状の形。
塊はブナハリタケと違って一つの塊として10~20cmになり、純白から黄褐色に変化する。。
広葉樹の枯れ木に発生する。
ヤマブシタケ同様に、めったにお目にかかれない珍しいキノコ。

●サンゴハリタケ(食)ハリタケ科
ブナハリタケをブナカヌカと呼ぶように方言でサンゴカヌカと言う。
食べ方:柔らかい繊維質で歯ざわりがとてもよい。
味、匂いともブナハリタケに比べるとクセがなく温和で酢の物、胡麻和え、他多くの料理に向く。

●ブナハリタケ(食)ハリタケ科
サンゴハリタケと違って薄めの肉が何枚も重なって株になる。
独特の香りがあってすき焼き、煮付けなどに向く。
※どちらもブナの木がある深山に入らないと見ることができないキノコ達である。タイミングがよければブナハリタケは背負い籠に満杯になることがある。
一方、サンゴハリタケはなかなか見ることがないが今日はラッキーにも2個発見!
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2008年10月06日
外道?のマツタケ(2008)食
今日の本命キノコは「ホンシメジ」です。
ホンシメジ採りではキンタケは一つの発見の目安になります。
傘が黄色のため遠くからでも発見できるのがキンタケです。
それが生えていればホンシメジの発生は大ですが残念ながらキンタケは少しあるもののホンシメジは一本も出ていないのです。
ところが、
尾根付近の西斜面の風通しがよい、3m下った所にマツタケが2本生えています。
よく、マツタケ採りのプロに見つからなかったものです。
本命のホンシメジは採れなかったもののマツタケ(アカマツタケ)が採れたのは嬉しいのですが、今日のこのマツタケは「きのこの王様」であっても外道のキノコになってしまいました。
※本命のホンシメジは
雨が降れば最盛期は1週間後あたりか?と思われる。

●ホンシメジ、マツタケが採れる松林の風景

●赤松林に発生しているアカマツタケ
このほかの岩手では八幡平付近で採れるコメツガで採れるツガマツタケがあります。


関連記事1;マツタケが簡単に見つけれない理由!
http://blog.kirinkan.biz/2007/10/post_421.html
関連記事2:ツガマツタケの世界!
http://blog.kirinkan.biz/2008/01/post_465.html
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2008年10月05日
タケリタケ(食毒不明)
男性の××××に似ていて、
めったにお目にかかれない貴重な珍種「タケリタケ」を発見。
タケリタケとは「ヒポミケス菌」の一種があるキノコに寄生してその宿主のキノコを奇形化させた俗称として「タケリタケ」と呼んでいるらしい。
宿主はベニタケ、イグチ、テングタケなど・・・らしいが確認できなかった。

●タケリタケ:肉座菌・ヒポミケスキン科・タケリタケ ヒポミケス属・ ヒポミケスキン科
タケリタケが発生している様子

タケリタケ(全長16cm)を手のひらに乗せた状態がマツタケの姿にに似ている。

タケリタケを縦に切ってみて、左が表面で右が中身です。
食毒不明のようですが・・・食べてみる勇気なかったので食毒(味)は不明です。
匂いは特別な異臭はなく、触った感触はキツネノチャブクロとかタヌキノチャブクロの弾力に似ている。
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2008年10月04日
ヌメリツバタケモドキ(食)2008
10月の天然ナメコ探しに行くと、
白っぽいブナシメジ?らしきキノコが風倒木、枯れ木などの沢山ついているのをよく見かけることがある。
姿が女性的な美しいキノコである。
手に採ってみると傘はフニャフニャとして柔らかい!
・・・ヌメリツバタケモドキである。
色はブナシメジは似ているがブナシメジは傘、茎ともがっしりしているのでヌメリツバタケは柔らかいので異なる。

●ヌメリツバタケモドキ(キシメジ科)
ブナ、カエデなどの広葉樹の倒木か枯れ木に発生する。
似た仲間ヌメリツバタケがあるが、ヒダにシワがある点で区別する。
傘は淡灰褐色~白色、粘性があり、ヒダは著しくシワ状、柄に膜質のツバがある。
食べ方は柔らかいのでお吸い物とか酢の物がよく合う。
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2008年10月03日
ツキヨタケの末期(2008)猛毒
上三枚の写真はツキヨタケの末期、下二枚の写真は食されるムキタケ
ツキヨタケの末期は手のひら以上に大きくなり、傘の色が紫ががった黒色に変化して腐敗しながら溶けてしまう。
昨日のツキヨダケの写真は今日のツキヨダケの採取場所は異なるが成長度合いは場所によって大きく変わる。
このツキヨタケとムキタケは同じブナの切り株と倒木に生えたもの。
ツキヨタケは倒木にムキタケは折れ株の根元に生えていたもの。
少し見づらいかもしれませんが茎の根元に黒いシミがあるのがわかる。
これがツキヨタケの証明となる。
一方、こちらはムキタケであるが茎の根元には黒いシミは見られない。
ツキヨダケとムキダケの区別には慣れてくると根元を見なくても遠くから傘の色だけでムキタケとわかる。
霜が降りる頃のナメコが採れる時期になるとツキヨタケは霜に負けてドロッーと溶けるがムキタケは元気である。
ムキタケは黄褐色→黄緑色→褐色と変化する。表面の皮が剥きやすいことからムキダの名がある。
いずれにしても・・・確実に判断するには・・やはり根元に黒いシミがあるかどうかで判断すれば安心。
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2008年10月02日
ツキヨタケ2008(猛毒)
毎年、岩手でも必ずこの「ツキヨタケ」を食べて中毒になる人がいる。
食用のムキタケ、ヒラタケ、シイタケなどと間違って食べるらしい。
信じられない話であるが昨年では産直で売られたこともあって・・・・買う側も確認する必要がある。
このツキヨタケは普通は10月末のナメコが出る時期は大型になり、腐敗(溶けてドロッーとした姿)するが稀に遅く発生するのもあるのででムキタケと間違いやすい。
中毒症状は食後1時間くらいで腹痛となり、下痢、嘔吐して2日間は具合が悪い。
人によっては痙攣起こし脱水症状の重症となる。
ムキタケとツキヨタケと判別の方法は→http://blog.kirinkan.biz/2005/08/post_111.html
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2008年10月01日
エノキダケ(2008初物)食
自宅から車で15分の所にある山から見た盛岡市の前景
犬の散歩とキノコ探しで近くの山に登ったもの!
その尾根の切り株に生えていたのが・・・なんとユキノシタと呼ばれるエノキダケが9月に採れた?!
初物のエノキダケである。
そういえば、
9月27日に岩手山に2週間も早い初冠雪があり肌寒かった。
そんな寒さがエノキダケを発生させたと思われる。

●エノキダケ(キシメジ科)
方言でアシグロナメコ、ユキノシタとも呼ばれ9月~4月に発生する。
昨年は梅雨時の寒い時に採取したこともある。
食とされるキノコの中で一番息の長いキノコでもある。
広葉樹に倒木、切り株に生えるがヤナギの木が一番多い。
市販のエノキダケはおがくず栽培で天然ものとは大分姿は異なる。
これは栽培品はビンの口に筒状に紙を巻き、茎をモヤシのように長く成長させるため育てているためで、天然エノキダケは晩秋から春にかけて発生し、岩手では柳の木が多いためか柳の木に発生している姿をよく見かける。
その他、エノキ、クワ、カキ、ポプラ等に発生し里で植えている木が多いため、山奥に入らなくても見かけることができる。
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2008年09月30日
ホウキタケ2(2008)食
このホウキタケはコガネホウキタケ9月15日と同じポイント付近に生えていた物です。
9月15日から2週間経った同じ場所に写真のように生えていたもの。
1株見つけたら周囲を丹念に探すこと。
笹藪の中に隠れるように生えているので見逃しやすい。
ただ写真のコガネホウキタケは9月15日には一切生えていなかった場所に再度発生したもの。
温湿度の条件が揃えば数回発生するのがキノコの世界です!
毎年同じ場所に数株づつ集まって発生する。
このポイントには一箇所に6株も密集していた。
手に取って見ると名前の通り、黄金のキノコに見える。
根元は根っこのように太いことから方言で「ネッコモダシ」とも呼ばれる。
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2008年09月29日
アミヒラタケ2008(食不適)
アミヒラタケは
仮称名ですが人によってはアミシシタケと呼んでいる人もいる。
傘の表面が鱗皮があって一見シシタケに似ているがヒダがアミタケのように管孔になっているのでアミヒラタケか?と思われる。
ただ、頻繁に見られるキノコでない珍しい部類に入る。
焼いて塩で試食をしてみたが毒キノコではないと思われるが歯ざわりがいいだけで美味しいものではなかった。



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2008年09月28日
スギヒラタケ(2008)食?
方言でスギワカイ、スギカヌカ、カタハなどと呼ばれている。
秋に杉の切り株に発生するが稀に松の木にも発生する。
全体が真っ白で暗い杉林の中でも目立つキノコ。
傘は初めは円形で徐々に耳形カラ」ヘラ状になり、縁が波打つようになる。
似た仲間にはブナハリタケが」あるが発生する木は主にブナの木であることがスギヒラタケと違う。
大きいもので5cmくらいになるが肉は薄く、ヒダは密で細かい。
茎はほとんどなく、重なり合うように密生する。
※違いを確認する→http://blog.kirinkan.biz/2008/09/2008_7.html


癖がなく、肉が薄い割にはしっかりとして食用とされる旨いキノコであるが平成16年10月半ばから、東北地方や北陸地方を中心とする各地で、食用キノコのスギヒラタケを食べた後、急性脳症とみられる症状の人が相次いで報告され、問題になったため、厚生労働省から、腎機能が低下している方への安全性が確認されるまでの間、これらの方々に対しスギヒラタケの摂取を控えるよう注意喚起あった問題となっているキノコ。
そのため、
岩手では食用として現在も食べられているのでタイトルは食?としました。

●スギヒラタケ(キシメジ科)
発生時期は9月~11月
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2008年09月27日
ブナハリタケ(2008)食
方言でカヌガ、カノシタ、シシタケ、ブナカヌガなどと呼ばれるブナハリタケは、深山ではよく見られるキノコで主にブナの枯れ木や倒木に群生。
傘は半円形あるいは扇型で、全体が乳白色でのちに黄色味を帯び、数枚重なるように発生します。
縁は波形にうねり傘の裏面は3~5mmの針状になるのが特徴で、(写真3枚目)
生のときは強い臭いがあるがゆでると匂い消えてしまう。
これに似たキノコにはスギヒラタケがありますが、こちらは杉の切り株、倒木に発生するので間違うことはない。
この日の採取はマイタケ採りの途中で採取したもの。



食べ方:油でいったん炒めてから煮物につかったり天ぷらにする。
2006年の記事にブログ繋がりからお世話になっている
大阪のスローフードときのこの創作料理屋「あらカシキッチン」さんのブナハリタケの料理の紹介をしています。
参考にどうぞ!
保存方法:沢山採取した時は目減りしないのでいったん湯上げてから、塩蔵保存をする。
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2008年09月23日
ナラタケモドキの初物(2008)食
昨日はナラタケの初物を採ったことで、ナラタケモドキが気になり3日前に探したポイントに再度訪れてみると写真のようにナラタケモドキが発生している。
やはり、
出始めなので発生場所は沢沿いの湿った場所の倒木に生えていた。
ナラタケモドキとナラタケの大きな違いは茎にツバああるのがナラタケで、ツバないのがナラタケモドキとして区別されている。
また、ナラタケモドキは見た目はしっかりしているが傘も茎ももろいので型崩れしやすい。
一方、ナラタケは傘も茎もがっしりしていて型崩れは思ったよりしない。
大量に採れた時は下処理が大変なので採る時はその場で指で茎を摘まんで傘だけを採るようにするとよい。
ダシの出方はナラタケモドキに軍配が上がる。
9月~10月頃にナラの切り株、広葉樹林内の地上、倒木、埋め木、また林道沿いなどに株上にかたまって発生するので比較的に探しやすい。

●ナラタケモドキ(しめじ科)
岩手では地方によってボリボリ、ボリメキ、ボリ、シロモタシ、カックイ、ヤチボリなどと呼んでいる。
ちなみに、私は「ヤチボリ」と言う。
食べ方は
定番は肉汁が美味しいが、その他にシンプルに煮干しでダシを取り、キャベツとヤチボリの味噌汁がGOOD!!
キャベツの甘味がヤチボリと相性がよくとても美味しい。
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2008年09月22日
ナラタケの初物(2008)食
ナラタケの本番は例年通りであれば10月10日前後。
写真のナラタケはイワナ釣りをする渓流に入り込む小さな沢沿いに生えていたもの。
写真の雰囲気から感じていただけるようにジメジメした湿気の多い所に生えていたもの。
本番のナラタケは少し早い!
1回目のナラタケモドキのヤチボリは2週間ほど前に終わり収穫のチャンスを逃してしまったので、これからのキノコは例年のデーターより早目に様子見をする必要がありそうです。
昨年のナラタケモドキは10月1日に採取↓
http://blog.kirinkan.biz/2007/10/post_428.html

一瞬!!
マイタケ発見か?!と思ったが近づくとナラタケの株だった。
傘の裏は半分ほど腐敗していた。

ミズナラの立ち木の表皮に発生したナラタケ

この周囲は杉林でミズナラの木が数本点在している場所のミズナラの切り枝に発生したナラタケ・・・。
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2008年09月21日
アケボノサクラシメジ(食)
ホウキタケ採りで見つけたのは写真のアケボノサクラシメジ
同じ仲間のサクラシメジと同じように少し苦味があるが歯切れがよく、
舌ざわりもいいので何の料理にしても美味しい!
特に里芋との甘辛煮とか野菜炒めの料理はGOODです。
調理又は保存の下処理には湯通しするとよい。
塩蔵保存して翌年食べると苦味がない。

●左はアケボノサクラシメジで右がサクラシメジ
アケボノサクラシメジは広葉樹、ブナ林などの数個づつ発生。
傘の径が5cm~15cmくらいあって少し粘性があり、白色、中央が盛り上がり肌色。
ヒダも白色、あづき色のサクラシメジとは傘の色の濃さで判別できる。
※サクラシメジは?→http://blog.kirinkan.biz/2008/09/post_516.html

●アケボノサクラシメジの発生風景1

●アケボノサクラシメジの発生風景2
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2008年09月20日
初物マイタケ(2008)食
天然マイタケは発生率が低い上に競争率が高いので地元産直などで買えることはことはあっても一般市場にはめったに出ない「きのこ」の一つです。
マイタケ→舞茸の字のごとく発見したら踊るくらいうれしいものでワクワクドキドキ感を味わうことができるのがこの「マイタケ」です。
自分が狙った場所(発生するだろう!と思われるポイント)にマイタケがあると言葉に言い表せない興奮があります。キノコ採りは何かの中毒患者のように、この興奮を求めて山をさまよっているのです。
人の目に触れないマイタケは一株で5kgに成長することがありますがめったに出逢うことはありません。
めったに出会えない理由の一つには
自分だけの畑と思っていても、この場所を知っている人は数多くいるためです。
「およそ7人はう知っていると思え!」という先人の教えがありますが、マイタケ採りシーズンになると、そのポイントには日々誰かの目に触れる機会が多くなるため、小さくてもマイタケも採られてしまうので大きく成長できないのです。
今日の収穫のマイタケも
上記の理由で手のひらに乗るサイズであっても採ってしまいました。
●ナラタケの根元に発生したクロマイタケ
●
※岩手の天然マイタケはこちらで予約販売しています。
希林舘自然クラブ→http://kirinkan.biz/
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2008年09月18日
トチモダシ(食)
トチなどの広葉樹の倒木や枯れががった木などの株状に束生するのがこのトチモダシ
傘は4cm~7cm前後で半球形から丸山形、のちに開いて平になる。
灰白色、クリーム色、中央に暗色の斑紋がる。
茎の根元は太いのが特徴。

●トチシメジ(キシメジ科)
似た仲間にトチシメジがあるがトチの老木の根元に株状に生える。
トチモダシとの違いは手で触れた部分が黒く変色する。

●食べ方:天ぷら、すき焼き、いものこ汁にすると美味しい。
ただ、大量に採れるキノコではない。

●これがトチの実、7月の初旬頃から{クルミのような)青い実をつける。
10月になると青みに茶が混ざり外皮が硬くなり始め、実が成長するにつれて「クリ」のように外皮を破り実が顔出し始める。
収穫時期のクリとトチの実だけではパット目では同じ色をしているので間違うかもしれない。
クリは全体が茶色でおむすび型をして入るのに対しトチの実は坊主頭のように頭の髪の部分が茶色なので判りやすい。
●実が外皮から離れていない時期が最も区別しやすい。
クリはイガイガあるのに対しトチの実はつるっとしていて茶色で硬く厚い外皮である。
トチの実は種子の中のデンプンを利用する食べ物ご飯に炊き込んだり、とちもち、せんべい、ゆべしの原料になっている。
ただ、相当アクが強いためアク抜きが必要である。
岐阜県の栃の実煎餅は名物菓子で有名!
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2008年09月15日
ホウキタケ(2008)食
ホウキタケは9月~10月頃に写真のようなコナラとかクヌギ等の広葉樹に多く発生します。
ホウキタケで食とされるものにはホウキタケ、コガネホウキタケ、ウヅムラサキホウキタケ、シロホウキタケ、ネッコモダシヒロホウキタケ、カレダタケ、チャホウキタケ、フサヒメホウキタケ、ムラサキホウキタケ、ベニナギタタケ、ナギナタタケ、ソロソウメンタケ、キソウメンタケと種類が多い。

アカマツが混じる混成林にも点在して採れることがあります。
さらに発生する周囲には小笹ある場所に(密集していない状態)多く見られます。
小笹の陰に隠れていることがあるので見落としがち!

ホウキタケは岩手ではネッコモダシとかハキモダシと呼ばれる。
ネッコモダシは草木のように根(根っこ)がついているのでネッコモダシ?
ハキモダシは岩手ではホウキ(掃除する道具)のことをハキと言いますが、
そのハキに似ていることからハキモダシ?とよばれる。

これは珍しくマイタケのように木の根元に生えていたコガネホウキタケ

今日の収穫はこのくらい。
食べ方
ホウキタケは歯あたりもよく、さきさきしているので昔から食養としている。
煮つけ、酢味噌和えなどが美味しい食べ方。
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2008年09月12日
ハタケシメジ(2008)食
ハタケシメジを探している風景ですが探すコツは
(1)牧草の斜面が比較的西向きであること。
西向きは東、南と違って、牧草の夜露、あるいは当日以前に雨が降った時
牧草を通して、地面に水が浸透し午後からゆっくりと陽を注ぐ「西日」が
「ハタケシメジ」の発生、成長を促すのにぴったり当てはまる条件なのです。
(2)牧草地で雨が降った時その雨水が寄り集まる場所を探す。
牧草地の中の低い部分(雨水が寄り集まるところ)の
その周囲、特に最終的に雨水が溜まりそうな所に「ハタケシメジ」は発生します。
ハタケシメジの笠の色は黒っぽい茶色のものと灰色っぽい茶色のものがあります。
写真のような黒っぽい茶色のハタケシメジは比較的に廻りに牧草(草)がない所に見られます。
牧草に邪魔されないずに直接日差しが強く当たるために黒くなるようです。
(例えるなら日焼けしたハタケシメジは黒色で牧草の陰に隠れて日差しから逃れているハタケシメジが灰色になると思われます。→自説です。
いずれにしても、どちらも美味しいことには間違いがない。
●今日の収穫は黒っぽいハタケシメジでした。
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2008年09月10日
サクラシメジの発生(2008)
一昨年は9月4日初物、昨年は9月12日が初物だったから
今年は4日遅れの初物がこのサクラシメジ。
昨年の同じ日にはコウタケがけっこう見られたが、今年は雨が降り続いたせいで残念ながらすべて腐っていた。
最近は・・やはり気候が変わりつつあって
例年は・・・という言葉は通用しなくなってきました。
言えることは
例年の採れた時期の1週間前後は頻繁に現場に行ってみないと採る時期を失ってしまいます。

●サクラシメジ(ヌメリガサ科)
岩手の方言でドヒョウモダシ、バクロウ、アズキモダシ、アカモダシと呼ばれる。
ドヒョウモダシ(土俵もだし)は発生状況が土俵のような大きな輪を作ることから言われる。

苦味があるが煮こぼしてから、
調理に利用、煮ると、ブドウ酒色から黄白色に変化。
肉が厚くて、目減りせず、収穫量が多くなるので、塩蔵保存すると年中楽しめる。
すき焼き、けんちん汁、野菜炒め等の味を滲みこませる料理に向いています。
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2008年08月19日
夏きのこ?(イタチタケ)
一応・・食用とされるキノコであるが毒キノコでもあるとされる。
食べる場合は若いうちに採り、バター炒めのように油いためして食べる。
(そう美味しいものではないので観賞程度にしたほうが無難です!)
ヒトヨタケと似ているが溶けて液化することはないのが主な違い。
梅雨時から秋にかけての早い時期に発生する。
(写真は我が家の庭に生えたもの)
[特 徴]
傘は初め円錐形で後にはほぼ平らに開く。
表面はなめらかで色は淡黄褐色で縁部に白色の綿くず状の付着物をつける事もある。
柄は白色で表面はなめらか、中空でもろい。ヒダは白色後に黒紫褐色となる。
イタチタケモドキ?はこちら→http://blog.kirinkan.biz/2007/07/post_319.html
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2008年08月07日
夏きのこ?!(タマゴタケ)
今年、タケノコ採りのシーズンの「ナラタケ」に次いで2回目の食とされる「きのこ」に出逢ったのがこの写真の「タマゴタケ」
岩手では一般的には9月に入ってから採れは始めるが断続的な雨降りが続き、適度な湿度と温度で早めに発生したものと考えられる。
ナラタケと言えば7月に岩手県と秋田県で「ナラタケ」の勘違いして「毒きのこ」をたべて食中毒のニュースがありました。
岩手県の食中毒の原因とされる「きのこ」はわからなかったようですが秋田県の食中毒とされた「きのこ」は「オオワライタケ」だったようです。

●今年の初物の「タマゴタケ」
・・自信のあるキノコだけを採って食べるようにしましょう!・・
秋田県の場合は貰い物だったようですが食とされる保証ではないので見覚えのないキノコは食べないことです。
過去に毒キノコ(オオワライタケ)でUPした記事はこちら→http://blog.kirinkan.biz/2005/09/post_138.html
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2008年07月12日
夏のキノコ(アイカワタケ)
今年は6月の中旬には姫タケ採りでにナラタケの発生をみて、
散歩コースの公園ではハタケシメジの発生も確認できて
例年のことだが秋のきのこシーズンの近いことを確認できて嬉しい!
本命ははトンビマイタケ採りであったが出会った夏のキノコはこれ!
アイカワタケである。

●アイカワタケ(食)サルノコシカケ科
発生時期は7月頃から10月頃まで主に広葉樹の枯れ幹、切り株に発生する。
10cmから20cmくらいの大きさで半円形あるいは扇型で表の笠は橙色から黄色に変化。
裏側の管孔は若い時は黄色で触るとムチムチ感がある。
マスタケに近い仲間だが黄色なので区別ができる。
食べ方:マスタケ同様細かく切り、ゆがいてから味噌漬けにする。
その他には油炒め、天ぷら、煮つけによい。
下の写真はマスタケです。↓
アイカワタケとは肉厚の違いに注意!
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2008年06月09日
6月のハタケシメジ
6月に入ると先にレポートした「ナラタケ」同様
秋本番の前にお目にかかれるキノコに「ハタケシメジ」があります。
写真は今日近くの公園の土手で採ったもの
毎年、今の時期と10月の2回お目にかかれるキノコです。

採った場所はここ(写真は5月中旬に撮影)↓
2年前に公園整備で土手に芝生が植えられたこの斜面の野草の根元に発生。
発生の原因は土手の土は伐採、間伐された山から運んだものらしい!
どうも
その土にハタケシメジ菌があったらしいことが要因だと考えられる。
ハタケシメジは牧草キノコとも言われるように一般的には場の土手とか牧草の中で多く発生するので知られていますが
稀に林道沿いの野草の中に見つけることがあります。
・・・・が収穫量は思ったより多くはありません。
●この斜面に野草が伸びてうっそうした状態になると
夜露と朝露と強い日差などハタケシメジの成長を助長させます。
こんな斜面(状況)があったならハタケシメジが採れるかも
・・探して見ては!?
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2008年06月05日
6月のナラタケ
毎年、
姫タケ採りの時期には笹藪の中で出会えるのがこの「ナラタケ=ボリ」
目的が姫タケ=ネマガリタケなので沢山発生している場合は困ることがあります。
キノコの入れ物はキノコが崩れないように背負い籠か腰籠に入れます。
しかし姫タケはリックサックが入れ物になるために
姫タケ採りが目的の時にキノコに出逢うと採ることに躊躇してしまいます。
何故か?
それはキノコを採っても入れ物がリックサックになので姫タケと混ざってしまい傘が壊れて崩れてしまうからです。
少しは持ち帰るのですが・・
帰ってリックサックを開けてみると無残にも型崩れのボリが残っているのです。
味は・・・ダシが出ないので今一!
秋に採れるボリの方がダシが出て断然美味しい。
やはり・・・キノコは秋に食べるのがGOOD

見た目より笠、茎ともがっしりしていた。

風倒木に生えていたボリは・・・この奥にも腰籠が満杯になるほどたくさん生えていた。
この風倒木の周囲には姫タケもニョキニョキ出ていたので・・・キノコは無視!!(少しはいただく)
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