2009年04月22日

カンゾウの若芽

カンゾウには
夏に橙紅色の八重の花をつけるのがヤブカンゾウ、一重の花をつけるノカンゾウに区別されているが若芽の時には区別がつけにくい。

よく見られるのはヤブカンゾウで里の人家の藪の中とか山の裾野の藪、原野、川沿いに多く見られる。
かっこうの鳴くころに咲くので方言で「カッコ」とも呼び、葉の折り重なっている部分を笛にみたてて吹くとピーピーと音が出るの「ピッピ」とも呼ばれるている。

私の団塊の年代で子供のころ田舎で育った経験がある人は「子供の玩具」として親しんでいたが知っている人は意外と少ない。

カンゾウの花は朝開いても夕方にはしぼむ・・・
・・・一日に昼間だけのはかない寿命。

若い芽はゆでで酢味噌和えが一番合う。
くせがないのでとても食べやすく美味しい。
この他には定番の天ぷら、酢の物、汁の実などに利用されている。

ノカンゾウ.jpg
ヤブカンゾウ(ユリ科)食3月~5月が採取時期
ヤブカンゾウの花の写真はこちらをご覧ください。→http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/Yabukanzou.html
ノカンゾウの花の写真はこちらをご覧ください。→http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/nokanzou.html
ノカンゾウ2.jpg
●採取したカンゾウの若芽



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2009年04月21日

イタドリの若芽

イタドリの若芽は雪解けの時に萌えだすフキノトウと時季を同じくしてオオイタドリの若芽が芽吹く。
山菜として食用とする部分は柔らかい芽と若い茎が利用される。

イタドリの若芽.jpg
このイタドリは渓流釣り師にとってはヤマメ、イワナ釣りの餌となる白いうじのような餌が採れるので食べる山菜としてより餌を取るための山菜として好まれています。

秋の終盤になるとイタドリの茎の中にはコメツガという蛾の一種の幼虫が住むようになりります。
通称「イタドリ虫」呼んでいます。
イタドリ虫はどのイタドリの茎にも入っているわけではありませんがイタドリの茎(中空)に巣を作って入っています。
茎に小さな穴が空いている入口に虫糞が付いているので判断できます。
最近、釣具店でもこのさしどりが茎付で販売されています。
けっこう値段は高いのでできるだけ現場で採取するようにします。
イタドリの若芽2.jpg

●酸味と粘性があって素朴さを味わう山菜です。
皮を剥いで塩か味噌をつけて生で食べてもよいが、ゆでて短冊に切り、酢のもの、マヨネーズ和え、カレー煮、酢味噌和え、ゴマ和えなどで食べると美味しい。
ゆでると酸味がなくなるので汁の実などにすると美味しい。



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2009年04月09日

2009/山菜プレゼントの当選者発表!!

第3回山菜「天ぷらセット」プレゼントに応募!
ありがとうございました。

今年はプレゼント応募者数は昨年の20名様とほぼ同じ19名様でした。

そこで昨年同様全員当選ではないのですが当選者を増やしました。
A賞「天ぷらセット」1名
B賞「天ぷらセット」5名→7名に
C賞「姫タケセット」0名→3名に

各賞は以下の「あみだくじ」で自動抽選で選ばさせていただきました。

dc052503(修整1).JPG

写真は春の山菜セット4品

それでは発表です!!!!

dc040901(修整1).jpg


****************
「山菜A賞」天ぷらセット 

受付番号9の森下智大様  

おめでとうございます。
****************


******************
「山菜B賞」天ぷらセット (注:送料はご負担していただきます。)

7名様おめでとうございます。      
抽選番号5の佐藤勉様              
抽選番号6の大澤美由紀様                 
抽選番号2の博多っ子様
抽選番号16の石上裕美子様             
抽選番号19の佐々木弘一様
抽選番号13の田中弘一様          
抽選番号18の拓殖みどり様

****************
「山菜C賞」姫だけ1kg (注:送料はご負担していただきます。)

3名様おめでとうございます。
抽選番号1のあらかし様
抽選番号11の栗田ミツ子様
抽選番号14の中島伸一郎様
*******************   

※B、C賞の方の送料負担については
クロネコヤマトの宅急運賃一覧表(60サイズ)をご覧下さい。
(荷物の発送地は岩手になります。)

商品は運賃着払いとして発送いたします。
例:東京の場合は
840円+クール料210円=1.050円を配達人にお支払いください。
宅急便運賃一覧表 はこちらをご覧ください。
↓↓↓
http://www.kuronekoyamato.co.jp/estimate/kitatohoku.html


当選された方には改めて当選メールを差し上げます。

早い方では到着は5月頃の発送となります。

「お願い!!」
※今回も当選者を多くしたたものの・・・山菜の収穫状況によっては全員にお送りすることができなくなる場合もあるかもしれません。
その場合には次回の「きのこプレゼント」に代替え発送いたしますのでご了解下さい。

次回のプレゼント企画は「秋のキノコ!」です。
ご期待下さい。



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2009年03月23日

第3回目の「山菜プレゼント」の案内

第3回目(恒例)の「山菜プレゼント」の応募者を募集いたします。
皆さん、山菜ってどのくらいの種類知っています?
また、
名前は知っていても食べたことがないのではないでしょうか。

フキノトウ(バッケ)、アサツキ、クレソン、タラノメ(タラポ)、ハリキリ、コシアブラ、ウルイ、ウド、ワラビ、フキ、ギョウジャニンニク、セリ、ミツバ、アイコ、ボウナ、シドケなどが一般的に親しまれているまれる山菜です。
そして、今回は皆さんにプレゼントする岩手の山菜は「天ぷらセット」として販売されている物をプレゼントいたします。
天ぷらセット3.000円.JPG

普通、皆さんが食べているスーパーで購入する山菜、例えばフキノトウ、アサツキ、タラノメ、ウド、ミツバ、ギョウジャニンニクなどのほとんどは栽培物です。
栽培ものは癖がなく食べやすいのですが天然の独特の癖のある匂い、大人の味は失われています。


山菜は4月~9月頃に色んな種類が採れ始めます。
天ぷら詰め合わせセットですので採る時期によって発送される内容が異なります。
写真はタラノメ、ハリギリ、コゴミ、ヤマウド、コシアブラのセットです。
●A賞 山菜セット(3.000円相当) 1名様
●B賞 山菜セット(3.000円相当) 4名様

(B賞の方は送料は負担していただきます。)
以上5名様
岩手に自生する天然山菜「天ぷらセット」をプレゼントいたします。

応募方法はコメント欄に「一言コメントとプレゼント希望」と書いて送信して下さい。
ご連絡先(メールアドレス)は必ず記入して下さい。)
コメント欄に記載された連絡先は公開しません。
また、その連絡先に何等かの営業活動をすることは一切ありませんので安心して応募して下さい。

応募資格
「俺の家は高性能!」の読者、「自然に魅せられるブログ」の読者の方が対象です。
(注)応募は姉妹ブログ「俺の家は高性能!」の
こちらから→http://blog.smatch.jp/dannetu/archive/676応募して下さい。
抽選方法:無作為抽出の上、当選者を決定
当選者の発表:ブログで発表
申し込み締切:2009/4/5(日)の夜12:00まで

発表:2009/4/11(土)時間未定
商品発送予定:2009/4月頃~9月末頃までに発送いたします。


それ以外の山菜はこちらで販売しております。
希林舘自然クラブ→http://kirinkan.biz/



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2008年08月23日

初秋の山菜(ミズのムカゴ)

ほぼ山菜シーズンが終わって
初秋のミズには写真用のように「茶色のコブ=ムカゴ」が葉の根元についているのを見かけるようになります。

このコブを漬物にしたり油炒めにしたりムカゴご飯にすると・・・茎のシャキシャキ感とムカゴのネバネバ感が混ざり合った独特な味が楽しめて美味しくいただけます。

とても美味しい食材なのですが・・何故か?採る人は少ないのです。

ミズのムカゴ3.jpg
●正式名称:ウワバミソウ(イラクサ科)
一般的にミズとかミズナと呼ばれている。
沢沿いの湿ったところで(特に杉林の中)によく生える。
一般的にミズというとアカミズのことを言うが茎全体が青ぽっい(緑)のをアオミズと呼んで区別をしている。
●アカミズトアオミズの記事は→http://blog.kirinkan.biz/2008/02/post_487.html

ミズのムカゴ.jpg
●ミズのムカゴのお浸し
シンプルに熱湯でゆでててマヨネーズだけをつけて食べたら・・・美味しかった。
このミズのムカゴ・・今が旬ですよ!



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2008年06月01日

シドケに抗がん物質がある。

岩手大学の木村准教授の研究グループはシドケモミジガサ)の中に含まれる物質に抗がん効果があることを突き止めたことが地方紙(岩手日報)に掲載されました。
すでに抗がん効果がある既存の抗がん剤とは違う作用を持つ可能性がある物質に興味深い評価がされているそうです。
一般的に知られるシドケ(モミジガサ)は山菜や茶葉としての利用が主でしたが医薬品やサプリメント、加工食品などの利用が期待されています。
近い将来がんの撲滅も近いかも!
dc052901.jpg
●岩手日報の朝刊に掲載された記事
sidoke.jpg
シドケの他にはヤマウドとかセリにも抗がん効果があることわかっている。

希林舘自然クラブでは抗ガン作用研究用のシドケ他山菜の収集の協力をさせていただいております。
写真は食用時期が過ぎたシドケの採取をしている風景。



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2008年05月25日

ミズゼリの群生地発見!

セリには湿地帯とか田んぼのあぜなどに生える田ゼリと
写真のような川辺のような水の豊富な場所に生えるのがミズゼリと言われる。
しかし、
昔(10年前)に比べてミズゼリの天然自生は極端に減っているのが現状。
これはクレソンも同じ・・・・地球温暖化の影響で水が温くなり水質が汚れていることと、自然の水路がなくなったことで激減していると思われます。
写真はミズゼリが目的ではなくクレソンの新しい自生場所を探そうとして見つけたもの。
湧水がこんこんと湧いていてその周囲にびっしりと群生していた。

ミズゼリ.jpg
アクが強いセリの下処理方法
ゆでた後、冷水にさらしアクを抜く、短いもので20分、長いもので2時間ほど水にさらす。
シンプルにお浸し、すき焼きの具には最高!!

ミズゼリの風景.jpg
写真のように両側にびっしりと数十メートルにわたって群生していた。

●岩手県に名水百選に選ばれている
金沢清水」があるがこの湧水の水中の水草はミズゼリであることはあまり知られていない。



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2008年05月13日

2008/里山のモミジガサ

モニジガサはシドケの愛称で親しまれ山菜の王者で抗癌作用がある山菜として有名です。
以前の投稿で・・・・
「一昔前は湿り気のある低い山でもけっこう採れたものであるが最近は山菜ブームの乱獲によって低い山には殆ど見ることがない山菜となっている。」
と投稿したことがありましたが・・・・・なんと嬉しいことに里に近い山でモミジガサの群生しているのを発見しました。

それが下の写真・・・小さいものが20株づつあちこちには群生しています。

dc050817.JPG
モミジガサ(キク科)岩手の方言:シドケ、スドケ低山帯から山地までの湿り気の多い林内を好み、大なり小なりの集団をつくって群生し
春早く発生し、氷が解けるとまもなく萠え出でることから、方言で「シガドケ」といったのが訛って「シドケ」になったといわれる。
ちなみに「シガ」とは氷の方言である。


dc050824.JPG
●根こそぎ採らないで間引きするように採取すると毎年シドケ採りを楽しむことができます。
モミジガサを見つけるコツは杉林で急斜面の崖のような所によく生えます。
見つける目安は「ボウナ」とか「アイコ」「ミズ」などがあったら確率が高く周囲を見回しましょう!



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2008年05月02日

2008/コゴミ

5月の連休前後に山地の林内、沢沿いの草地、山麓の湿り気の原野などに発生するのがコゴミ。
一般的に写真のような茎の太い大型のコゴミは常に湿り気がある沢沿いに発生。
ニリンソウとカタクリの花が芽出しのサインです。
原野、道路沿いに発生するコゴミは水分と栄養分が不足のため細身の小型サイズとなります。
(フキノトウ、フキもこの条件に共通するようです。)
食べた味は柔らかくコクのあるものが沢沿いのもので細身のものは少し硬さがあります。
が・・・・・どちらであっても山菜は「旬の内」に食べれば美味しい。
dc050186.JPG
クサテツ(オシダ科):コゴミ
dc050181.JPG
コゴミの採取時の注意事項
周囲にニリンソウの白い花とカタクリの紫の花が見える・・・こんな環境によく生えます。
同一の株から根こそぎ採らないで間引くように少しづつ採るようにします。
根こそぎ採ってしまうと翌年は発生しません。



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2007年12月05日

冬の山菜(バッケ)

冬の天然山菜といえば
ネワサビが定番であるが採取にはビギナーには探すには無理がある。

冬の地表は氷点下の木枯らしにさらされてしばれる(とても痛いほど寒い!)が雪が積もると地表面は保温されて越冬葉が緑色を残す。
場所さえわかれば新鮮な天然物のネワサビを年末近くに掘り出して楽しむことができるが非常に採るには難しい!。

一方、簡単に誰にでも採ることができる
冬の山菜には「バッケ=フキノトウ」がある。
毎年春にフキノトウを見かけるポイントに出かけて見ると冬の山菜「フキノトウ」に出合うことができる。

バッケ採り.jpg
冬のバッケ.jpg
●道路沿いの土手を歩くと写真のようなバッケに出会える。
少し早目のバッケの場合は表皮が赤っぽく丸く硬いのが特徴。
一般的には春一番の山菜なのだから、採る人はほとんどいないし、冬の山菜としては知られていない。
今の時期、腰籠で道路沿いを歩いている人がいれば「冬のバッケ採り」である。
主に料亭から注文があり今年もバッケ採りです。
春のバッケ採り.jpg
●こちらは4月雪解けのバッケ
春のフキノトウ.jpg
●こちらは4月後半の最盛期のバッケ

※冬の山菜「バッケ」を採って、
天ぷらそばの具にしたら最高に美味しいですよ!!



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2007年08月25日

8月の山菜採り

以前に「シドケ」が薬用として効用があることを書きました。
そのシドケが・・・花が咲く頃の薬用効果はどうか?の研究のために
国立I大学の研究室から昨年と同じ依頼がありシドケ採りに山に入りました。
さすが
この時期の山々は残暑でジリジリとクソ暑く、キノコ採りには早く、自分以外は誰もいない中の山菜「シドケ」採りです。胸まで大きく伸びた草木の中をかき分けて探すと汗がダラダラ流れ、その上にアブの攻撃に見舞われ悪戦苦闘です。
dc0820108月のシドケ.jpg

●8月咲くシドケの花
自然でのシドケの種は微小で風の影響であちこちに飛び散ってしまいます。
自然に落下した種は偶然にも山土に まぶされた場合は芽を出すことができ、成長3年目の春には立派なシドケに成長します。自家栽培の場合は100%の種に芽がでますが自然の場合は10%にも満たないのではないでしょうか?正確に調査したことがありませんが花の咲き具合、種の量から見て春の新芽となる株数がそれほど多くないからです。



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2007年06月29日

サンショウ(山椒)

サンショウはもったいないことに山菜採りではあっても無視される山菜ですがサンショウの粉はウナギの蒲焼に使う薬味としてはとても有名です。

そのサンショウには
雌株 で実がつく実山椒と
雄株 で花がつくだけの花山椒
落ちた実から芽が出てが育った山椒で実はならない葉山椒があり
多く見かけるのはこの葉山椒。

DSC01082.JPG

●サンショウ(ミカン科)
サンショ、ハジカミ、キノメとも呼んでいる。
全国に分布し、庭などにも植栽されている落葉樹、葉の付け根に1対のトゲがある。葉の付け根から花穂が出て、初夏に黄緑色の小花を咲かせる。雌株からは5mmほどの実をつけて秋に熟します。
山中にかなり自生していますが似た仲間にイヌザンショウ、ツルザンショウ、フユザンショウがあります。が・・・・これらにはサンショウ特有の香りもなければ辛味もありませんので比較的に見つけること簡単です。
サンショウは①食欲増進とか健胃剤として使われていますが変わったところではサンショウの果実を煎じて水虫に塗ると治療効果があると言われています。

DSC01083.JPG

「食べ方」
若芽は佃煮にして、すりおろして甘味噌に混ぜて山椒味噌、コンニャクや里芋にまぶす田楽、。黒く熟した実をすりつぶして薬味として使う。山椒は小粒でピリッと辛いので七味唐辛子にも山椒が入っている。

●「ハイジの白パン」さんが山椒を使ったレシピをUPしているのでご紹介いたします。
(是非、ご訪問下さい。)
「山椒味噌」「ちりめん山椒」「実山椒の保存」



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2007年06月27日

フキの赤と白

山菜の中で誰でも知っているわりには加工されていない
天然フキを食べたことがある人は少ないのではないか。

現在、産直販売店以外のスーパーなどのフキのほとんどは
輸入品(中国産が多い)で本来のフキ独特の風味はまったくない。

けれども、青色で艶の奇麗さには着色料(銅葉緑素)で加工されているため輸入品に負ける。
素材そのままの天然フキはアク抜きした後は薄茶色に変化する。

美味しさはもちろん無加工のフキに軍配があがる。
簡単にいうと、色と食感だけを楽しめるのは加工品であって美味しさはない。

dc052434.JPG

●フキの採取風景
沢沿いのフキは絶えず水分を取り入れることから、茎を切り取るとシャーと切り口から水分があふれ出てみずみずしさを感じさせ、水フキとも呼んでいる。
一方道路沿いなどのフキはそんなに水分は出ない。

DSC01209.JPG

●雌花の白い花
岩手のフキは大型のアキタフキが多く生えている。早春に葉が出る前にフキノトウが出て、花が咲き、花が終わると葉が出て、食用とするフキとなる。フキは雄雌の異株であって雄花は白黄色に花が咲き、雌花は白い花が咲く。

DSC01296.JPG

●赤フキ(左)と白フキ(右)
赤フキは比較的に日当たりの強い場所に多く見られる。白フキと混生する場合もあるので太陽の紫外線の関係で赤く変化するのではないかと思われる。白フキの場合は日差しがほど良く当たり、水分を多く吸収する場所に見ることができる。赤フキは食べられないという人もいるが、食べてみると白フキに比べて硬く味が若干劣る。
栽培のフキはアクは強くないので、そのまま煮て食用にできるが天然物はアク抜きの必要がある。



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2007年06月25日

ウワバミソウ(アカミズ)

和名のウワバミソウのウワバミとは大きな蛇のことで、
いかにも暗い湿地帯では蛇でも出そうということでウワバミソウになったという説があります。
また、水気のあるところに生えることでミズとも言います。

ほぼ山菜シーズンがが終わっても、
このミズだけは初夏が旬で、秋にはちょうどアケビを採る頃、
ムカゴも採って漬物などを作って遅くまで楽しめ初心者でも採れる人気のある山菜です。
dc052413.JPG

茎を採取して、葉を取り除いて持ち帰ります。
下処理は皮を剥き、熱湯に通して手早く水につけ冷ますと奇麗な緑色になります。
根の赤い部分は細かく刻んで包丁の背で叩いてすりつぶし、とろろにして酢醤油で食べ、茎はお浸し、ごま和え、くるみ和え、煮物、玉子とじ、汁の実にして楽しみます。

dc062421(ミズ).jpg

●このミズは6/24採取時に撮影したものです。
この頃は生腋から細い花→黄白色の細花を塊状につけた状態になります。
秋になると節の部分が膨らんで肉芽状(ムカゴ)になります。

その他アカミズに似た仲間でアオミズ(ヤマトキホコリ)がありますが
茎の青いことと、花に柄のないことぐらいの違いで、食用としては変わりがありません。
しかし、収穫では量的に少ないため販売されるときには少し高めになるようです。



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2007年06月18日

姫だけ(ネマガリダケ)の短期保存方法

今、岩手八幡平の姫だけは終盤に入っています。
先週までのたくさん採れた場所は、すでに虫がタケノコの中に侵入して、硬くなり伸びてしまっています。
そのため効率よく採るためには、気温の低い(まだ残雪が残る山を目指して)ポイントを探して、東、南、西面から北斜面と移動しながら採るようにします。
dc060238.JPG

●皆さんにお送りしている「姫だけ」はこんな残雪が残る山で姫だけを採ります!
その「姫だけ」をお送りした方の中から、短期の保存方法について
「いつでもすぐ料理ができて1か月くらいは保存したいが・・・?」のお問い合わせがありましたので、
普段行っている我が家の方法をお知らせいたします。

短期の「姫だけ」の保存方法


dc061201 姫だけの保存.jpg



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2007年06月14日

タケノコが採れる目安となる花

この花は 山の「谷間」に多く生え、
茎の中が空洞の木 であるところから
「谷空木=タニウツギ」と呼ばれています。

その他に白から赤色に変化するニシキウツギ(二色空木)と花が黄色く咲くキバナウツギ(黄花空木)と花が白く生垣にされていることが多いハナツクバネウツギ(花衝羽根空木)があるようです。
岩手の山間部で見られるピンク色の「谷空木=タニウツギ」は
この花
dc060303.jpg
6月の姫だけ=ネマガリタケのシーズンともなれば、敢えて竹藪の中に入らなくとも、この「谷空木=タニウツギ」の咲き具合で姫だけが出ているか判断できます。

「赤い・・花っこ・・咲いてだか?」「うん!咲いてだ。」
「んだば!・・(姫だけ採りに)入るべ!!」
車中こんな会話をしながら、現地に向かうのです。
勿論、咲いていなくても姫だけは採れるのですが、
同じ作業時間で普段の10/1も採れないのです。

効率よくたくさん採りたい場合は、
この花を目安にするとよいでしょう。

この花が満開の時の姫だけの収穫はこんな感じです。
dc060906.JPG



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2007年06月05日

外人さんの初体験!

外人さんの名前はホームスティーしている
愛称:フランク(フランソワ.ルーズベンス.ラブィン)さん
そのフランクさんが山菜採りを体験したいということで母親と3人で出かけてみました。
フランクdc060405.jpg
初めての体験でしたが「おもしろい、おもしろい」と言って沢山採りました。(ホダが開いたものまで!)
フランクについての以前の投稿記事

ワラビは見晴らしが利いて、日当たりが良い場所に生えることと、
山で迷うことはないので誰にでも採りやすい山菜といえます。
またピクニックとドライブをかねて簡単にできるのがこの「ワラビ」採りの良さです。

高原とか牧場、伐採された跡地に生えますが、
採りやすい反面日当たりがよすぎるため、
ワラビ自体が
水分の補給が不安定、日の当たり過ぎによって、細く、短く、硬くなるのが一般的です。

柔らかく、太く、大きい紫ワラビを採るコツは

伐採された跡地に生える周囲の雑木が1m以上の場所がベストです。

その理由は周囲の雑木の落ち葉が腐葉土となって、ほど良い陽射しがあって、
周囲の雑木が蓄えた水分をいただいて雑木より光を求めて上へ上へと成長するからです。

dc060509.JPG dc060506.JPG
写真1:ワラビ採り風景
写真2:周囲の雑木が1m前後ある場所で「ワラビ」を探しているところ

dc060507.JPG dc060508.JPG
写真3:「ワラビ」を採る風景
写真4:右手で採り、左手に抱えて満杯になったらリックサック等に入れる

dc060510.JPG dc060512.JPG

写真5:収穫したした「ワラビと」生えている「ワラビ」
写真6:母親が1時間で収穫した岩手の「ワラビ」です

母親の簡単ワラビの「保存」法

保存方法は色々ありますが、母親のやり方は超簡単
・採ってきたワラビを穂を揃えて一掴みづつナイロン紐で結びます。
(この時、穂は手でしごいて取ります。
残った穂はそのままでいいです。)

・保存する入れ物に生のまま並べて、
その上から塩を一掴み上から万遍なく振り掛けます。

・再度、ワラビを並べて塩を振り掛けます。
(これを繰り返します。)

・最後に重しをかけて終了です。

食べる時は必要な量を取り出して、
沸騰したお湯に入れてアク抜きと塩出しを一緒にします。
さらに、
お湯から取り出したワラビを一日水にさらして料理に使います。



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2007年06月04日

山アスパラガス

「山でうまいのは、トトキにショデコ、里でうまいのは・・・・・」
と唄われたように、昔から山菜の王といわれる味で
山のアスパラガスともいわれている貴重な山菜です。

山野の日当たりの良い場所にポツポツと生えていて群生はしないので
数を揃えるにはちょと一苦労の山菜なのです。


トトキはツリガネニンジン(キキョウ科)のこと。
岩手の方言でヌノバ、ノノバ、トドキといわれています。

ショデコは正式名称:シオデ(ユリ科)のこと。
岩手の方言でショデコ、ソデコ、ヒデコといわれています。
アスパラガスdc060307.jpg


<写真1:シオデ(ユリ科) ワラビ採りと最中に見つけた山菜。

秋田の有名な民謡「ヒデコ節」はこの山菜を歌ったもの。
シオデがショデコになりソンデコになり
そしてヒデコなり、ソンデコ節、又は秀子節となったといわれています。
ちなみにシオデはアイヌの方言で、シュオンテが訛ってションデとなり、
それに東北独特の「こ」をつけてショデコとなったといわれています。
dc060309.JPG


「食べ方」

葉が開く前の若い芽を摘み採りゆでておひたし、からし醤油マヨネーズなど
和え物にする。バター炒め、生のまま天ぷら等用途が幅広くおいしい。
山のアスパラガスといわれるゆえんです。

dc060303.jpg



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2007年06月03日

熊の道で姫たけ採り

岩手八幡平姫たけ(ネマガリタケ)採りに向かいました。
数日前の情報でタケノコは「出ているらしい!」とのことで行ってみましたが、思った収穫がなかったので再度挑戦です。

林道脇にはシーズン真っ盛りになると車、車でいっぱいになるのですが
なんか・・・・・少ないようです。「やっぱり…早いかな」と思ってしまいます。

熊の道dc060203.jpg
●獣道
立った状態では獣道とは気がつかない。
頻繁に熊が利用しているため専用道路のようになっている。

竹藪を漕ぎながら眼を皿にして探せども姫たけはポツリポツリです。
(場所の選定間違えたかな!?)
ところが
ある地点に入ると姫たけがニョキニョキと出ています。
二人で夢中になって採っていました。・・・・が
手頃の姫だけが採られてあちこちに捨てられいます。
それも
頭は捨てられて茎の中間だけが、何かに食べられた跡なのです。
そうです。
・・・・・熊・・・・熊ですよ!
熊が食べた跡で、どうも、この辺一帯は熊の通り道(獣道)になっているようです。
そして、
この場所日当たりがとてもいいため姫だけの成長も早いようです。
そもことを熊は本能で知っているんでしょう。

kemono組写真.jpg
●1:熊が食べた跡根元の方を食べて先端は残している。
●2:熊の糞今日の糞ではなく昨日のもののよう。

相棒の竹田さんの姫だけ採りのいでたちの姿です。
そしてこのような風景の中で姫たけを採るのです。

姫だけ採りは
山菜採りの中で一番ハードで遭難で危険度が高いのではないでしょか?
岩手でベテランの遭難がすでに2件発生しています。
その内、一人の方(ベテラン)が亡くなっています。
一人では行かないようにしましょう!。

sasadake組写真.jpg
姫たけセット組写真.jpg
●下の左写真:このくらいの量が1.2kgなります。
●右の写真は姫だけ中心の山菜セットです。
この時期のセットには姫だけの他にヤマウド、ヤマウルイ、アイコ、ワラビ、ミズ、コシアブラが含まれます。
山菜は今が旬です!



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2007年06月02日

ヤマウド

今日は岩手に自生する「ヤマウド」の採取レポートです。

採取日は6月01「ヤマウド」の採取はワラビが採れる時期がベストのです。
当然、ワラビ採りも兼ねて行動します。
それと同時期に採れものでは「ヤマウルイ」もあります。
そんな場所は写真1のような場所です。
ヤマウドは比較的に日当たりが良く水はけも良い場所を好むのですが杉林の暗いイメージがある場所にも生えるのです。

dc060124.JPG

写真2:芽を出したばかりの「ヤマウド」を見つけ採ろうとしている風景です。杉林の土壌は柔らかいため根元を掘って、できるだけ下の方から切取ります。すると白く柔らかい部分が長く採れるため、栽培品のような白いウドが採取できます。

1箇所生えている場所を見つけたら周囲を見渡すようにします。そうすると、数本づつあちこちに生えているのを見つけることができます。比較的に周囲には草木はまだ少ないので「ヤマウド」の葉の特徴を頭にインプットしておけば簡単に探すことができる山菜です。

yamaudo組写真.jpg

写真4:「ヤマウド」の収穫
一般的に採取には根元の少し土を掘って下の部分をナイフ使って採りますが、刃物は使わない場合は手袋した手で根元を押さえて曲げると「ボクッ」と音がして採れます。

dc060123.JPG

大きくなった「ヤマウド」の皮は捨てないでキンピラで食べると独特な天然ヤマウドの味は病みつきになること間違いなし・・です。

ウド(ウコギ科)岩手の方言でウンド、ヤマウド

平地からかなり山地までの原野、河岸、山足、谷間、崩壊地などに、たまたま集団をつくって群生する。得に土砂崩れしているところや土手下、崖下、などはいつも土砂がかかぶさるので、茎が深く埋まり軟化軟化され、白い部分が多いものが採れる。
成長すると1~2mにも達する大型のの多年草で、地下の根茎が太く、繊維の多い肉質である。
地上部は全体に荒い毛があり、上部に枝が疎に分岐する。葉は再葉状複葉で壮大であり、小葉は卵形である。8月ごろ茎上に散形花序をつけ、緑色の細かい5弁花を沢山つける。花後小球形の液化を結び、暗赤色から熟すると黒色となる。
食用部は若芽(特に茎)と若芽である。香りを生命とする山菜の代表格の一つであり、ヤマウドは特に香りが高い。ゆでて、和え物(酢味噌、ゴマ味噌、白和え、マヨネーズなど)、三杯酢、汁の実、煮つけ、また生のまま生味噌をつけて食べるとおいしい。若葉は天ぷらににすると美味であるし、少し過ぎたヤマウドの皮を剥いでキンピラにすると香ばしくておいしい。
畑で栽培した物をウドといい、それに対して野生の物はヤマウドと呼んでいる。



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2007年06月01日

紫ワラビ

6月になるとワラビ採りのシーズンとなります。
今日は普通の原っぱに生える青ワラビと、ササ藪などに生えるワラビ「紫ワラビ」採りです。

直射日光が当たらず、ササの持つ水分を吸収して太くて軟らかく紫色したワラビは岩手県の西和賀地方が有名です。
岩手でも一般のワラビに比べて高級品扱いになっていて刺身にして食べるワラビとはこの「紫ワラビ」のこと。

warabiJPG.jpg
一般的によくワラビ採りとして見かける風景
このような野原、道端のワラビは青ワラビが主体となります。
太陽の日差しが強く(紫外線?)細く、短く、硬くアク抜きをしても苦さが強いのも特徴のひとつです。

dc053110(修整1).JPG


●左が「青ワラビ」で右が「紫ワラビ」
どちらも同じ場所で採れたものですが、青と紫の発生の要因はやはり土壌にあるように感じられる。
背丈は腰高の長さになって、柔らかく、苦味が少ないのが大きな特徴。

aa組写真.jpg
●(左写真)このような腰高以上の高さの笹藪混じりの雑木林でワラビを探す。
●(右写真)採取したのは青ワラビ

●ワラビ(イノモトソウ科)岩手の方言ではホダ
(特にワラビの成葉を指す)
各地の原野に生え、また林間にも生える。特に木の間や藪の中の生えるものは、太くて柔らかい上に長いので、「木立ワラビ」などと言われて珍重される。大群生することが多い。
葉は大きな三角状卵形で、長い葉柄で地上に立っている。3回羽状複葉で、葉縁の裏面に胞子のうを群生する。こぶし形に巻き込んだ新芽を折りとって食用にする。地方によっては、先端の巻きこんだところをは捨てるところもあるが、この部分をおいしいとして喜ぶ地方もある。一般にワラビと言えば山菜と言われる位、山菜を代表する最もポピュラーなものである。
平地では5月から次第に奥山に移って、7月ころまで採取できる。
アクが強いので、そのアクの抜き方はいろいろある。木灰加えた湯を煮立て、ワラビを入れ2~3度かき回したら火を止め、そのまま一晩おいてから十分水にさらす方法、桶などにワラビを広げ、それに大量の木灰をふりかけ、熱湯を注いで、冷えるまで放置する方法、
真水の煮立った湯にワラビを入れて2~3度かき回したところで桶などに引き上げて、手早く木灰を振りかけて一夜放置する方法があるが、現在では各家庭に木灰が見当たらないので代わりに重曹などが使用されている。

「食べ方」
煮つけ、浸し物、和え物。酢の物、汁の実、など
生のまま塩漬けにしておき、必要に応じて水出しをして使用するのがよい。
根からとったデンプンは、良質なもので昔は傘を張るのりとして重要なものであった。また凶作の年にワラビの根を堀り、つきくだいてデンプンを採り、食料とした話は、あまりにも有名である。



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2007年05月31日

姫だけ採りのスタイル

そろそろタケノコが採れ始めているらしい・・
という情報を得て
相棒の竹田さんと行って見ることにしました。
去年より10日前後遅れているようですが
場所(日射の当たりのいい所)によっては早い育ち方をしています。

DSC01169.JPG

●姫だけ採りをする格好はこんな感じです。
網目の虫除け防止付の帽子、あるいは「ほっかぶり」をします。
特に首周りを保護しないと痛みが強い虫に刺される危険があるので、このような格好になるのです。
靴は登山靴を履いて来る人が時々いますが、結んだ紐が竹薮に引っかかり、その紐を直す回数が増えてタケノコ採りどころではないのです。
シンプルに長靴・・・これがベストです。
着用する服は竹の先で刺す場合があるので、できるだけ厚目にして防御します。
手袋は建築現場用の皮手袋(500円くらい)、リックサックには最低飲み物を入れて、熊よけ鈴をつけてスタートです。前掛け袋は採ったタケノコを一時入れて置くものです。満杯になったらリックサックに入れ換えします。
その他:私はメガネをかけているので必要がないのですが、目を竹から守るために近眼ではない人でもメガネ(伊達メガネ=色付のサングラスはダメ)をかけるとことをお勧めします。

■八幡平姫だけの採取風景

himedake組写真.jpg
姫だけ採りで駐車している風景です。
ピーク頃になると隙間がないほど車だらけで、駐車スペースがないくらいお祭り状態になります。
今日は早いせいもあって少ないようです。
女性(おばーさん)のタケノコ採りの格好です。
八幡平の竹(ネマガリダケ)中はこんな風になっています。
前に進むためには両手でかき分けて進みます。
同じ距離を歩く時間をと比較すると普通走行より10倍以上の時間と労力を必要とします。
この日見つけたキノコ「ニオイキシメジ」です。
いつもこの時期はよくナラタケの群生を見つけることがありますが、これは食毒不明とされているものです。ブナ、ナラの木の地上に生えていて、一瞬見た目は「ナラタケ」なのですが不快な匂いがします。
姫だけとはこれ!といった手頃の大きさのタケノコです。
地上部分は赤みを帯びて、地下部分は白みになっているものが極上品扱いにされています。
こんな風に生えていて多い時は2時間ほどでリックサックが満杯になります。
あまり奥に入り込んで採取すると、出発点まで戻るのには、リックサックの重さが遡行の邪魔をして時間がかかり疲れてしまいます。
ほほどにして自分の耐力を考えて山に入るようにしましょう。



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2007年05月27日

クズという山菜

山菜としては一般的ではないが
何処にでもある山菜「クズ」を紹介します。

dc052403kuzu.jpg

春の七草と言えば
セリ、スズナ,ハハコグサ、ハコベ、コオニタビラコ、スズナ、スズシロ、ですが

秋の七草と言えば?

ハギ、オバナ、キキョウ、ナデシコ、フジバカマ、オミナエシ、クズ
なのですが
春の七草は食用を目的にした物に対して
秋の七草は観賞を目的につけられたものです。

その観賞用のクズが食べられて薬用の山菜なのです。

「葛根湯」というと「あ~聞いたことがある」と言う人もいる筈です。

そうです、その葛根湯です。

この山菜「クズ」の根を漢方の風邪薬の原料としているのです。

●写真1:クズの若芽

クズは繁殖力が旺盛なため、絡みついた植物を枯らしてしまうため、
庭や造林地ではやっかいものになのです。
土手や、道端、荒地に発生し、
夏から秋にかけて葉の付け根から20cmくらいの可愛い赤紫色の花をつけます。
岩手ではクゾ、クゾッパと呼んでいますが
山菜としてはあまり知られていないものです。

dc052745.jpg


写真2:クズの発生状況

太くて柔らかい若芽を選び、自然に折れるところから摘まみ採ります。
花も咲いたものも蕾のものであれば食べることができます。
秋から冬にかけて根を掘り起こし、芋状の太いものを採取します。

食べ方
若芽は皮を剥き天ぷら、おひたしに使う。
花は天ぷらか湯通しして酢の物にすると美味しい。



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2007年05月26日

クレソン/2007

クレソンについては毎年同じ場所に来ています。
山菜の種類はたくさんありますが、そのほとんどは
年数を重ねることにより、多くの山菜採りの目に触れ、摘まれて、
減少して行く傾向にあります。(一番いい例は行者ニンニク)
しかし、
ここのクレソン群だけは年々増え続けているから嬉しい!
(大事にしたい場所です。)

kuresondc052423.jpg
クレソンは抗酸化パワーによる老化防止と肺がん予防、前立腺ガンの
予防になる山菜のようです。

発掘!あるある大辞典」特報で紹介された山菜!

くれそん組写真.jpg

●小沢の両岸沿いにビッシリ生えているクレソン群
50mの長さの枝分かれの小沢5本がこんな感じになっています。
岩手山から流れ出でる小沢に一面に水芭蕉が咲いている場所もあります。

この小沢にはイワナもいますが水量が一定していないため、
数も少なく小型サイズです。
敢えて私もここでは釣りはしません。
そっとして置きたい場所なのです。

さらに、上流に30分歩くと大きな木の根元から岩手山に貯蓄した水が滾滾と沸きだしている所があり、5本の小沢に分かれています。
その周囲がクレソン畑になっています。
まるで栽培しているかの大群生になっています。

●クレソン(オランダガラシ):アブラナ科
明治初期に、フランス料理の食材として日本に持ち込まれた香辛野菜のクレソンが野生化した帰化植物です。
日当たりが良く、水の流れのある浅瀬ならば多少汚れた環境でも繁殖します。
豪雪地帯以外であればほぼ1年中採取できます。

●クレソンは清流の土の中に生えているため、無理に引き抜こうとすると根ごと抜けてしまうため、茎の部分を指で摘んで採るようにします。

ただ晩春から初夏の開花の時期には昆虫の卵やヒルなどが付着する可能性があるので、
この時期の採取は控えます。
私たちの「クレソンは」岩手山の清流で育っています。



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2007年05月25日

アマドコロの若芽

ヤマウルイを探している時に見つけたアマドコロの若芽

杉林の中の湿気がある(少しじめじめした感じの所、歩くとブスッと足が潜ってしまう。)木陰などに群落上に自生することになっているが、
見つけた所は日当たりが良く、3方の斜面が集まる盆地のような場所、
そのため、雨水が貯まる所。そこに群生していた。
アマドコロの若芽dc052410.jpg
ヤマウルイの芽立ちはなかったが、ヤマウドは採り頃の大きさ
そんな状況の時に「アマドコロ」はこの大きさ

アマドコロ.jpg
●アマドコロ(ユリ科):方言でヘビユリとかキツネチョウチンと言われている。
マヨネーズ、ごま和えで食べると美味しい。
※これに似た毒草に「ホウイチャクソウ」があるが芽立ちの頃は判別しにくい。
判別方法は根を見る。↓
dc052501.jpg
左がアマドコロで右がホウチャクソウ
よくわからない時は採らないようにしたほうがいい。




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2007年05月24日

アイコの採取と下処理方法

アイコは方言ですが地方によってはアエコとも呼ばれています。
正式名称は「ミヤマイラククサ(イラクサ科)」です。

アイコが採れる場所dc052008.jpg
アイコは写真のように
薄暗い杉林のような場所で腐葉土の多い林内に群生します。
腐葉土が多く地面が柔らかい場合は
ウドの栽培物のように根茎の白い部分が長くなり、
柔らかくなるのが特徴です。
また、このような場所にはヤマウルイ、ヤマウドも発生しやすいので目を皿のようにして探しましょう。

あいこ組写真.jpg

比較的に低い山でも、沢沿いに群生して分布します。
または、やや薄暗い腐葉土の多い林内などにも群生する美味な山菜。
大型の多年草で、卵型の大きな葉が互生して葉の先端は尾状に突き出していて葉茎ともに一面に鋭い刺毛が生えています。

※この刺毛の先端には、蟻酸が含まれており、触れると先端が折れて、蟻酸が人体に入り込む仕掛けになっているので、刺されると痛くて痒い。
イラクサのことを漢字で書くと、蕁麻(じんま)と書き、蕁麻疹(じんましん)という病気は、
この植物に刺されたときのような状態になることからついた病気らしい。
ということで、採取するときは皮手袋か軍手をはめなければ、やっかいな山菜である。

正直にいってあまり採りたくない山菜ですが
食べるとシャキシャキして癖がなく大変美味しいので、
つい採ってしまう山菜なのです。
下処理で湯通しすると不思議にも刺毛が柔らかくなります。
また若芽であれば刺毛もありません。
葉の部分は食べないので、その場で葉をむしり取っておきます。

アイコの下処理方法
①採取したアイコを軍手で水洗いをします。
②硬い根元の方を先に沸騰した(塩を一つまみ入れた)お湯に入れて少しづつ上の方もゆで上げます。
③皮が硬い場合は写真のように左にアイコを持ち、根元を上にして、小刀で皮も剥きます。
④後は食べやすいサイズに切り、料理に使います。
⑤写真では簡単におかかを乗せてポン酢でいただきました。

アイコの下処理組写真.jpg

その他の調理方法としては
煮つけたり、和えもの、卵とじ、油煮として使います。



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2007年05月20日

ジャンボなタラボ!

時期が同じく…ビュクな話。
天然食材探しへ近くに気軽に出かけよう!
の荻田さんのブログでも紹介されていますが
時々写真のようなジャンボなタラボ(タラノメ)に巡り合うことがある。
(荻田さんの方が大きいかも!)

意外にも生えているタラの木の背丈は
そう大きくなく(枝は太い)、手で引き寄せて採れるくらいの高さです。

同じポイントで採れる山菜、例えばコシアブラがありますが
こちらもそのエリアの山菜はビックサイズになっていることが多い。
適度な日差しと水分があり、何よりも土壌が肥えているのが原因と考られる。

dc051825.JPG

あまり、ビックサイズばかりあっても気持ちがいいものではないが
食べるに普通の3~5個くらいの量になるので少ない収穫で満足する。
tarabo組写真.jpg
●岩手の一般的なサイズのタラボはこのくらい。



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2007年05月19日

コシアブラ

タラボより1週間遅れて採れるのは「コシアブラ」
最近はタラボより有名になった山菜です。
タラボの天ぷらより
美味しい気がしますが皆さんはいかがでしょうか?

dc051501(修整1).JPG

発生場所は比較的タラノメと同じような伐採されて
数年経過した日当たりの良い場所を好みます。
タラノメは見つけたら、眼をコシアブラに向けて探すと簡単に探すことができます。

またトゲがなく、枝分かれが少なく直立していて
素手でも幹を掴むことができ、弓なりに幹を曲げても折れることがありません。

コシアブラ(ウコギ科)
岩手の方言でコサンバラ、コサバラ、ウソッポともいいます。
山間部の樹林地帯に分布し、群生はしない。
樹皮や葉の出方、姿、などがホオノキに似ているところもある。
高さ20mにもなる落葉高木、肌は灰色を帯び、直立する。葉は5個の小葉からなる掌状複葉で、質が薄く、裏面は緑色。夏には枝端に球状の散形花序をつくって開き、花後、球形の液果を結び黒紫色に熟す。
食用部分は若芽、袴を剥きとって使う。コクのある味は山菜のトップクラスである。
タンパク質を豊富に含んでいることはタラノメに次いで高級品である。
ゆでてゴマ味噌和え、生で天ぷらするのが一番よく合う。
次にゴマ和え、フライ、マヨネーズ和えなど一般の山菜と同様に調理する

○コシアブラの採取風景○
dc051504.JPG




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2007年05月15日

山菜がてんこ盛り!

今年初めての数種類の山菜の収穫である。
この場所は平地の山菜が終盤に入る頃に最盛期を迎える場所
平地よりおよそ1週間のずれがある場所での収穫です。
タラノメ、ハリギリ、コシアブラ、ウド、ウルイ、アイコは満開の状態。

同じ種類の山菜を追い続けていると平地から少し高い山、
そして中くらいの山、そして高い山と
4回くらい同じ山菜を採ることができる。
その山菜のサイズも場所が高い山に行くほど
(山菜採りが少ないため)ビックになる。

dc051313.JPG
●ハリギリ、タラノメ、コゴミ、ウドのてんこ盛り
熊を気にしながらの
山菜採りに勇気があればビュクサイズの山菜がてんこ盛り!

dc051305.JPG
●高さ3mから5mものタラの木
今日は一人での山菜採りだったので
高いタラの木は引っかけ棒を使っても摘み採ることができない。
(高い木は太いためなんとか折れないように手元まで寄せることができても両手で引っ張っているので、タラノメを採ることができない。)

最近、
タラノメについては枝から切り取っていく不届き者が増加している。
そのため、平地あるいは道路沿いのタラメはほぼ壊滅の状態です。



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2007年05月09日

長野と岩手の山菜状況

長野県の信州 安曇野の宿
シャロムヒュッテにお勤めのシェフ yoyoさん が昨年株分けした岩手の山菜シドケと行者ニンニクの・・・その後の成長をブログにUPしています。

そこで同時期に株分けの元の方も写真に撮ってみました。
長野と岩手での育成状況はどうでしょうか?
シドケもギョウジャニンニクも同じくらいの大きさに見えます。
そんなに変わらない温度環境にあるのでしょうね。
(ただ岩手の山のものは、自宅のものより遅く半分位の大きさですから、岩手の方は少し遅い成長のようです。)

写真のギョウジャニンニクは5年物ですが・・
このくらいになると茎の太さは人差し指くらいに育ちます。
花を咲かせ、種を採る(親と言っていますが・・・)
ギョウジャニンニクは摘み採らないようにしましょう。
1年から2年物は採らないようにして3年物の親以外を摘み採るのがギョウジャニンニクを絶やさない秘訣です。

dc050805.JPG
dc050806.JPG

若し、ギョウジャニンニクが食べたい!と思った方は
こちらから天然物のギョウジャニンニクが注文できます。
(但し、山に自生する天然物は土壌の関係と人的な採取が重なって写真のように里で栽培する大きさに育ちません。茎が細く長いのが特徴です。それが天然の証なのですが・・・。
「このブログを見て・・の注文」と書けばサービスがいっぱいですよ。

http://kirinkan.biz/product_info.php/products_id/30




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2007年04月29日

バッケ採りの場所

岩手はようやく桜が咲き始めました。
この間までは今年は暖冬のせいで早咲きの予定でしたが、いつの間にか帳尻があって平年の咲き具合だそうです。
春一番の山菜と言えば、バッケ(フキノトウ)ですが、その桜開花に合わせて私は渓流沿いのバッケ採りに向かいます。

里のバッケが終盤に入る頃に私のバッケはこんな場所で採取しています。
里のバッケは小粒ですが
深山の沢沿いのバッケは大きく、柔らかく、苦味が薄いのが特徴です。

2006hukinotou.jpg

●意外と知っているようで知らない人が多いのは
この「フキノトウ」・・フキとフキノトウとは別物だと信じている人が多いのです。
フキノトウはフキのフキの蕾のことで「フキの花」でもあるのです。
地中では根はちゃんとくっついているのです。
岩手ではフキを塩蔵保存し
秋田ではフキノトウ(フキのくらいにおおきくなったもの)を塩蔵し
煮物、おでんとかに利用している。
フキよりクセがないのが特徴です。



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2007年04月23日

アザミの若芽を食べる!

春の山菜、フキノトウ、ノカンゾウに次いで
山菜として食べられるのがこの「オンナアザミの若芽」

アザミの若芽.jpg

●アザミの若芽(キク科)
アザミの仲間は70種類ほどあると言われ、その種類の判別は難しいとされている。
アザミは初春の頃から8月まで見ることができます。
よく花屋さんで見られるのは「ドイツアザミ」を改良されたもののようです。
オニアアザミ、フジアザミ、ハマアザミ、ノハラアザミ、ナンブアザミ、
ヤツガタケアザミ、サワアザミ等が有名なアザミの種類です。

サワアザミ=オンナアザミは山の沢沿いの湿った土地に生えていて、
茎は1~2mにもなり、時にはそれ以上の物も見ることがあって
全体的に柔らかく、葉も薄く、オンナアザミとも呼ばれています。
花は大きく4~5cm前後、若芽は汁の実、天ぷらとして利用されています。
産直、一般流通には出ない、けっこういっぱい生えているわりには口にすることがない山菜の一つです。

アザミ.jpg

●オンナアザミの花
ヤマゴボウのあれこれ
ヤマゴボウ、ウラジロという別名を持つアザミに似た花に「オヤマボクチ」があります。
葉が三角形の卵型でゴボウの葉に似ていて
春には若芽を草もちにしたり、ゆがいてお浸し、和え物、天ぷらに利用します。
●オヤマボクチの記事はこちら→オヤマボクチ




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2007年04月19日

昨年の今頃はこんなことが・・

昨年の3月30日の岩手日報の記事で
今年初の山菜と勘違いして食べて中毒になったことが報告されたことがありました。

「なんで・・・これ・・間違うの?全然違うじゃん!」と
思ってしまいますが間違えて採ってしまったんですね。
少しでも自信がないものは採らないようにしましょう。

natmmmmm.gif

写真は水仙とアサツキですが
こうして比較して見ると間違わないと思いますが、単品で見れば間違うのかな~。

新聞によると老人福祉施設の利用者と職員計5人が散策の最中に食用のノビル
(岩手ではアサツキもノビルも「ヒロッコ」と呼びますがアサツキのことだと思います。)と間違えて水仙を採取。
自分達で調理して、10人が味噌汁に入れて食べたたら4人が下痢や嘔吐などの食中毒を訴えたそうです。
県によると記録が残っている1956年以降水仙による食中毒が起こったのは初めてだそうで、全国的には水仙の根はノビルと葉はニラと間違えて食べた例があるとか。

●これからが山菜シーズンですが、いづれにしても

1・知らない野草は採らない。
2・調理前にはもう一度種類を確認する。
3・食べて異常を感じたらすぐに医師の診断を受ける。
・・・が基本のようです。



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2007年03月27日

山菜第一号!

ようやく・・・
山菜第一号の
フキノトウとノカンゾウが川土手で見ることができました。

温暖化で暖かいといえども、本格的に山菜のシーズンはこれからのようです。
少し摘んで簡単料理に挑戦です。


●フキノトウ(バッケ)とノカンゾウのレシピです。

dc041422.JPG dc041503.jpg

写真1:フキノトウ(バッケ)

●写真2:バッケ入りのマッシュポテト(フキのいい香りが食欲をそそります)

フキノトウは5~6個くらい洗って細かく刻み、高温の油で炒めます。
ジャガイモ3個の皮を剥き、ゆでて汁を捨て、
牛乳1本と①を加えてマッシュし、塩、コショウで味を整えます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

dc040806.JPG dc041502.jpg

写真3:ノカンゾウ

●写真4:ノカンゾウのチーズ焼き

ノカンゾウは一掴みをよく洗い水気を」切っておく。
フライパンにバター少々を熱して、
ノカンゾウをさっと炒めて、塩、コショウを少々振りかける。
③②に上に融けるタイプのチーズを薄切りにして、一列に並べ、
蓋をしてチーズが溶けるまで蒸し焼きにします。

●宣伝コーナー●
希林舘自然クラブでは天然山菜の予約受付を承っています。
ご注文の際のコメントに「ブログを見て注文!」と記入していただければ増量サービスいたします。
天然山菜直販の「希林舘自然クラブ」はこちらをクリョク



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2007年03月17日

2006/山ウルイ

ウルイ(ギボウシ)の由来

昔の日本の木橋には欄干(らんかん)があって、この欄干の先端にネギ坊主に似た飾りがついている。
これを擬宝珠(ぎぼうしゅ)と呼び、この、擬宝珠(ぎぼうしゅ)に、ギボウシの蕾(つぼみ)が似ていることから、擬宝珠(ぎぼうしゅ)から訛ってギボウシの名になったという説がありあります。


dc060826.JPGウルイ.jpg

●ギボウシの種類は多く、イワギボウシ、オオバギボウシ、コバギボウシ、タチギボウシ(トウギボウシ)、ミズギボウシなどがあり、どれも、食用。


dc061212.JPG

●ウルイに似た大きい葉の周囲はビッシリウルイの群生!

●オオバギボウシ(ユリ科)岩手の方言:ウルイ、ウルエ
平地沿いの低い低山帯から高山までの沢沿いの原野や湿った草原に、時には大群生をしていることがある。
葉は卵円形、または心臓形全緑で5~6条の平行側脈を具え、長い葉柄があって一束にになり根出している。7~8月には淡い紫色の鐘形の花をつける。(稀に白い花もある)
若い葉柄を食用とする。花や葉も食べることができる。

**山ウルイの発生風景**
natmウルイスライド.gif

●食べ方:
煮つけ、天ぷら、卵とじ、汁の実、カレー煮、すまし汁、甘煮にしゆでてあんかけ、和え物、三杯酢、サラダ、浅漬け、ぬか味噌漬け、歯ざわりと一種のヌメリが特徴である。
また、ゆでて乾燥させておくと、カンピョウの感じのする保存食となる。



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2007年03月06日

山菜と野の花

bb組写真.jpg

山菜と野の花のほとんどは春から初夏にかけて食用にされ、
夏、秋に食べられるものは数少ない。
山菜、野の花採りは、主として春いっぱいに限られる。

では

どんな山菜、野の花がどんなところに生えているのだろうか?

一日中、野山をかけずりまわったところで
「労多くして効なし」の言葉通り、
さっぱり収穫のないことではつまらない。

やはり

どんなところに、どんな山菜、野の花があるのか?
・・・・・の常識は一応身につけたほうが得である。

例えば

●一番人里近くの山菜としては、
セリ、スミレ、ノビル、ノカンゾウ、タンポポ、、ヨモギ、クコ、レンゲソウ、ハコベ、スベリヒュ、アカザ、イタドリ、ギシギシ、ツクシ、スイバ、ヤブガラシ等があり、見つけやすく、採りやすい山菜であるし、野の花としてナノハナがある。

●沢沿いの湿地帯には、
ヤマウド、アザミ、コシャク、サワオグルマ、ミズ、ギョウジャニンニク、シダ類

●沢沿いでも奥深く、水の清い流れに沿ってはワサビがあり

●日当たりのよい原野等にはワラビ、ゼンマイ、タラノメ、コシアブラ等がある

もちろん

これは大雑把な常識であって、必ずここにこれがあると決まっているものではない。

要は、自分の足で歩いて何処に何があるかを記憶して、体験することが第一の条件であり、

経験者に同行してどんな所にどんなものが生えているか記憶しておいたほうがいい。

山菜の始まりは・・・もうすぐそこに来ている。



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山菜の始まりか?

今日は久しぶりに愛犬のゴンタと近くの公園を散歩です。
dc032304.JPG dc032301(修整2).JPG

dc032307.JPG dc032309.JPG 
写真1:日当たりがいい土手には大きくなったフキトウがたった1個

写真2:その側にフクジュソウの花が1輪咲いていました。

写真3:少し歩くと今度は切り株にエノキダケ1本です。

写真4スミレの一種かなと思うのですが名前はわかりません。

土手にはけっこう一面に咲いていました。

散歩中で発見したのはこれだけでしたが、やはり雑草もまだ少ししか生えていない状態です。

冬の終りと春の始まりの境目を見たような今日の散歩でした。

夕方には希林舘自然クラブのメンバー竹田さんが山菜情報1号をもってきました。

フキノトウが出始めたとか、国道、県道の除雪されている日当たりのいい土手の発生だそうです。

所謂、
赤ブキのフキノトウですが私たちが採取するフキノトウ(アキタフキ)は奥深い沢沿いですので、まだまだ雪の中で眠っています。

その様子を見に近日中に調査に行きます。(結果報告いたします)

山菜採りのマナーについて

山菜の中には

極めて生活力の逞しいものもあって、いくら摘み取っても、次々と新芽を吹出すものがある。
例えばワラビ、クコ、オランダガラシ(クレソン)ヤマガラシ、ツユクサ、等のように
しかし
大抵の山菜はちょとした注意を守らないばかりに、絶滅の危機に追いやるものが多い。
例えば、ウワバミソウ(ミズ)のように、引っぱって根こそぎむしり取る。
ハワサビも根ワサビのように根からむしり取り、ギョウジャニンニクも根からむしり取り
ウワバミソウの根はもちろん食べないで捨ててしまうことになるが、これなどは、ちょと注意して根は残して置くと、毎年、毎年採取の楽しみを続けられる。
タラノメ、コシアブラは割合に枝数が多くない。
従って新芽も数が少ない。
このような植物の新芽を、二回、三回も続けて採ったらやがて枯れてしまう。
そこで、せめて二番目までは許すとして三回目はもぎとらないようにしたい。
このように
ちょとした注意によって、天然資源を絶滅しないように気をつけるこそ、山菜採りのマナーであろう。
以上のような山菜採りのマナーを守っててこそ、毎年の楽しみが続けられる。



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2007年01月29日

春の山菜「モミジ○○」

モミジガサ(シドケ)に似た仲間に
モミジガサモドキ(ヤブレガサ)があります。
どちらもキク科に属し、
岩手の方言でヤブレッパあるいはカラカサグサと呼んでいます。

ヤブレガサJPG.jpg

ヤブレガサは山地の雑木林に生えていることが多く
数が少なく大量に採取はできない山菜です。
毒ではないのでモミジガサと間違えても大丈夫。
天ぷら、和え物など普通の山菜と同じ料理方法でよい。

これと似た仲間に美味しい山菜の代表格「モミジガサ」があります。

シドケという名前が一般的なのですが
独特の香味にはクセがあり日本人好みのような気がしますが
都会の方にはほとんど知られていないのが不思議。
(よく考えて見ると宣伝が足りないからですが・・)
岩手ではタラノメ、、コシアブラより先ず「シドケ」なのです。
モミジガサ.JPG

●過去のモミジガサ(シドケ)の採取風景はこちら

2005年のシドケ採り



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2007年01月14日

待ち遠しい山菜シーズン!

この風景は4月後半のイワナが釣れる源流です。
道路の雪がが少しづつ解け始め
チョロチョロと流れる水音が聞こえると、春の到来を感じソワソワしている自分に気がつきます。

3月は渓流解禁となり里ではフキノトウ(バッケ)だらけになりますが
少し早いバッケ採りの雰囲気・・を味わっていただけるでしょうか?

natmバッケ3.gif

■フキ(フキノトウ):キク科
主な成分:ビタミン(葉酸、βーカロテン)、カリウム、クエルチン
効   用:消化促進、痰切り、スタミナ増進
利 用 法:生食用、キャラブキ、佃煮、ビン、缶詰


●陽がよく当たる所はフキノトウ(バッケ)も開き気味なので残雪のある深山の沢沿いが狙い目!バッケが生える周囲は、この時期はまだ緑が少なく遠くから見えるため、探すには簡単!
残雪があって沢沿いを歩けば誰でも採りきれないくらいの収穫になるでしょう。

バッケ採りは道路沿いにも沢山生えていますができれば山の沢沿いのバッケがお奨め

「理由」
道路沿のバッケ(赤フキ)は陽射しが強いため硬くなり味が微妙に落ちることで知られています。
沢沿いのバッケ(ミズフキ)は柔らかくサイズが大きく苦味が少ないのが特徴だからです。

baltuke19.gif

●4月後半のフキノトウ採りの風景



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2006年09月06日

・初秋の山菜採り!

今日は秋なのに
キノコ採りならぬ山菜採りに向いました。
エッ!「何が採れるの?」・・・と疑問に思うと思います。
それはある理由があったのですが・・・

実は、このことをブログにUPする前に相棒の山さんが「岩手の住宅ブログ」にUPしましたので、そのまま転写して投稿としました。

ハリギリnatm.gif

●山さんが「ハリギリ」の葉を採取している風景
以下は山さんのブログから
      ↓

今日は天然山菜きのこ直販の希林舘自然クラブのKさんにお付き合いです!
また、Kさんは
俺の家は高性能!」
「自然に魅せられるブログの管理者で
私のブログに毎日のようにTBしてくれる昔からの友人です。

ハリギリ組写真.jpg
Kさんは、
国立I大学農業生物学科の助教授に山菜の注文を受けたのです。

「エッ!?」
「今どき山菜の注文って?」
「どんな山菜!」

とびっくりする私です。

それは、ハリギリ、ヤマウド、ヤマヨモギ・・・・・と5種類の山菜の注文でした!

ハリギリ、ウドは今取れる成長した葉、ヤマヨモギは根と茎という内容です。
後の2種類見たことがあるような、ないような山菜です。
つまり私は採取したことがないものです。

ヤマヨモギはまだしも、ハリギリ、ヤマウドは蕾みを採取しますが、成長した葉をあらためて、見たこともなく、春に採取した場所に行って見るしかありません。

それぞれ、採取場所を思い浮かべながら出発です!

ヤマウドの場所、ハリギリの場所はと・・・二人の思い浮かべた場所は打ち合わせしないのに偶然にも同じ場所でした!

蕾みから成長した葉を確認するのは初めての経験です!姿、形が全然違うので茎を確認しながら採取しました。

しかし、今ごろ、この山菜どうするの?という疑問です!

Kさんに聞いて見ました!

前にも旬の山菜の注文があり、納品しているという、そして、その大学ではいろいろな、山菜の成分を研究していて、学会で発表されるんだそうです。

それは楽しみです!
今まで、山菜のはっきりとした成分など分からず体に良いとか、薬になるとか何となく食べていました。

研究結果が発表されると、ますます山菜ブームに火がつきそうです! 
自然の恵に感謝ですね。

希林舘自然クラブのKさんと同行して、
自然に魅せられる営業マンの楽しい休日でした!



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投稿者 kirinkan : 23:36 | コメント (0) | トラックバック

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2006年06月16日

・時期外れのシドケ(モミジガサ)採り

今日は時期外れのシドケ採りに向いました。
なんで・・この時期にと思うかも知れません。
そうです。
この時期は大きくなりすぎて、
茎は硬く食べられたものではありません。

DSC01262.JPG

●写真1:滑るため草木にしがみついてシドケ探しの風景です。
実は国立I大学からの依頼で成分研究用のためにシドケ採りに来たのです。
この時期のこの山には(皆さんタケノコ採りに行って)誰もいません。
雨で濡れた柔らかい林道の土にも足跡がありません。
(最盛期の時は誰もいないとシメシメと思うのですが、時期外れの山菜採りでは誰もいないので寂しいものです。)

DSC01258(修整1).JPG

●写真2:矢印がシドケ
初期のシドケ採りは周囲の草木、山菜も小さく、まばらに生えているため比較的に探しやすいのですが、「シドケだけを採る目」を持たないと探すには苦労を強いられます。

sudoke組写真.jpg

●写真3:この時期のシドケの大きさと目的の収穫量
最盛期のシドケ取り風景はこちら→http://blog.kirinkan.biz/2006/02/post_241.html



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2006年06月14日

・ブログ繋がりで姫だけ採り他を体験!

ブログで相互リンクさせていただいている
信州 北アルプス山麓 安曇野にあるシャロムで働いている
SOS 〔slow・organic・survival〕 by yoyoのyoyoさんと
大分県にお住まいのサンシャインファームの風の さにーさんに
岩手八幡平の姫だけ採りを体験していただきました。

DSC06737.JPG

ネマガリタケの笹藪の中で休憩している風景
正直いって若い女性が姫だけ採りを体験したいとはびっくりしました。こちらでは女性の姫だけ採りはけっこう多いのですが農家の「かがさん」とか「ばっちゃん」という年配の女性で・・若い女性はめったに見ることがないのです。それと肉体的に過酷な山菜採りになるので一度体験したら二度目のチャレンジには躊躇する人が圧倒的に多いのです。
(はたして、yoyoさんとさにーさんはどうでしょうか?)

相棒の山さんに応援を頼み4人で山に入りました。今年は全体的に10日遅れの出なのですが、高い山にはまだ残雪があります。例年のこの時期だと入ったその場所からあちこちに姫だけが採れるのですが日当たりの悪い場所にはまだ出ていません。日当たりのいい場所を探して右往左往です。
なんとか目の前に1本あると・・右を見たり、左を見たりするとあちこちに生えている場所を見つけ皆で競争です。「ポキッ」ボキッ」という音が聞こえます。(少しは安心しました。)


7組写真.jpg

●写真1:さにーさん特上物の「姫だけ」を見つけました。
手を差しのべている所には「これこそ姫だけ!」という太さの物が3本生えています。

●写真2:この日に採取された「姫だけ」はこんな感じです。
上の分が赤く、根元が白く太いのがこようなものが高い価格で売買されています。


11組写真.jpg

●写真3:yoyoさんの「ギョウジャニンニク」を採る風景です。
今年新しく見つけた手つかずのギョウジャニンニクの群生地帯です。ここは標高が高い所に位置しているために、他の場所より少し遅れるれて育ちます。採取には絶やさないように来年のことも考えて1枚葉を選んで摘み取ります。
●写真4:ギョウジァやニンニクの発生風景
青い竹のような物が「木賊=とくさ」という名前です。その周囲にギョウジャニンニクが生えています。

5組写真.jpg

●写真5:yoyoさんが「季節外れのナラタケ」を採る風景
姫だけが採れる時期は比較的に竹薮の中はキノコにとって育ちやすい環境になります。ただこの時期のキノコは秋の物と違ってダシがあまり出ないものなのです。それでも初物ですから採取して味噌汁でいただきました。
●写真6:6月に発生した「ナラタケ」の発生風景

++yoyoさん、さにーさん
遠い岩手までわざわざお越しいただきましてご苦労様でした。++



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投稿者 kirinkan : 18:14 | コメント (7) | トラックバック

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2006年06月09日

・ウルイ(オオバギボウシ)の採取

オオバギボウシは平地から高山まで、
また沢沿いの原野や湿った草原などによく生える。
食感が少しヌルヌルしてるので、独特の食感が美味しいです。

そのウルイ探しに出かけました。
ウルイの発生時期はワラビが終盤に近づき、
ヤマウドが大きくなった時がウルイのピークとなります。

DSC01213.JPG

●ウルイを探している相棒の山さんです。
写真のように低山では色んな山菜、草木が生えて見つけるのは大変です。どうしても「ウルイのみを探す眼」にならないのです。見える所にはウルイ以外の山菜(ワラビ、ウルイ、ボンナ等)があちこちにあるのですから目移りしてしまうので当然です。
(今日の目的の山菜は・・・何!と決めて探さないと目標の収穫量が難しくなります。)

ウルイ(ギボウシ)の由来
昔の日本の木橋には欄干(らんかん)があって、この欄干の先端にネギ坊主に似た飾りがついている。
これを擬宝珠(ぎぼうしゅ)と呼び、この、擬宝珠(ぎぼうしゅ)に、ギボウシの蕾(つぼみ)が似ていることから、擬宝珠(ぎぼうしゅ)から訛ってギボウシの名になったという説がありあります。


DSC01223.JPG

●高山のウルイはこれ!
茎が短く太いのが特徴です。下の写真は野原のウルイなのですが、茎は長く、細いのが特徴です。
どちらが旨いか?問われれば、柔らかく、ヌメリも多い高山のウルイなのです。
その理由はよくわかりませんが、高山のウルイは腐葉土と適度の水はけの良さと、適度な日射の当たりが太く、柔らかくしているのではないかと勝手に考えています。
ワラビも、フキも、フキノトウも、コゴミも日射が強い野原の場合は、同じく硬く美味しさが今一といったところでしょうか。

DSC01066.JPG

●オオバギボウシ(ユリ科)岩手の方言:ウルイ、ウルエ
平地沿いの低い低山帯から高山までの沢沿いの原野や湿った草原に、時には大群生をしていることがある。葉は卵円形、または心臓形全緑で5~6条の平行側脈を具え、長い葉柄があって一束にになり根出している。7~8月には淡い紫色の鐘形の花をつける。(稀に白い花もある)若い葉柄を食用とする。花や葉も食べることができる。

●食べ方:煮つけ、天ぷら、卵とじ、汁の実、カレー煮、すまし汁、甘煮にしゆでてあんかけ、和え物、三杯酢、サラダ、浅漬け、ぬか味噌漬け、歯ざわりと一種のヌメリが特徴である。
また、ゆでて乾燥させておくと、カンピョウの感じのする保存食となる。



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2006年06月05日

・姫だけ採りの格好と採取風景

そろそろタケノコが採れ始めているらしい・・
という情報を得て
相棒の竹田さんと行って見ることにしました。
去年より10日前後遅れているようですが
場所(日射の当たりのいい所)によっては早い育ち方をしています。
6/10頃がピークを迎えるのではないでしょうか。

DSC01169.JPG

●姫だけ採りをする格好はこんな感じです。
網目の虫除け防止付の帽子、あるいは「ほっかぶり」をします。
特に首周りを保護しないと痛みが強い虫に刺される危険があるので、このような格好になるのです。
靴は登山靴を履いて来る人が時々いますが、結んだ紐が竹薮に引っかかり、その紐を直す回数が増えてタケノコ採りどころではないのです。
シンプルに長靴・・・これがベストです。
着用する服は竹の先で刺す場合があるので、できるだけ厚目にして防御します。
手袋は建築現場用の皮手袋(500円くらい)、リックサックには最低飲み物を入れて、熊よけ鈴をつけてスタートです。前掛け袋は採ったタケノコを一時入れて置くものです。満杯になったらリックサックに入れ換えします。
その他:私はメガネをかけているので必要がないのですが、目を竹から守るために近眼ではない人でもメガネ(伊達メガネ=色付のサングラスはダメ)をかけるとことをお勧めします。

■八幡平姫だけの採取風景

himedake組写真.jpg
姫だけ採りで駐車している風景です。
ピーク頃になると隙間がないほど車だらけで、駐車スペースがないくらいお祭り状態になります。
今日は早いせいもあって少ないようです。
女性(おばーさん)のタケノコ採りの格好です。
八幡平の竹(ネマガリダケ)中はこんな風になっています。
前に進むためには両手でかき分けて進みます。
同じ距離を歩く時間をと比較すると普通走行より10倍以上の時間と労力を必要とします。
この日見つけたキノコ「ニオイキシメジ」です。
いつもこの時期はよくナラタケの群生を見つけることがありますが、これは食毒不明とされているものです。ブナ、ナラの木の地上に生えていて、一瞬見た目は「ナラタケ」なのですが不快な匂いがします。
姫だけとはこれ!といった手頃の大きさのタケノコです。
地上部分は赤みを帯びて、地下部分は白みになっているものが極上品扱いにされています。
こんな風に生えていて多い時は2時間ほどでリックサックが満杯になります。
あまり奥に入り込んで採取すると、出発点まで戻るのには、リックサックの重さが遡行の邪魔をして時間がかかり疲れてしまいます。
ほほどにして自分の耐力を考えて山に入るようにしましょう。
■チシマザサ(イネ科)岩手の方言:ジダケ、ズダケ、ササダケ、姫だけ
またの名をネマガリダケ、その名の通り根の付け根から、多少曲がっているからついた名前である。
海抜の高い山は、ほとんどこの笹一色であり、他種の笹はない。大きな群落を形づくって、山全体が笹で被われることもある。地下茎で繁殖するので、一定の寿命がくると、一斉に枯れることもある。
その年限は40~60年とも言われる。その時には、一斉に開花結実した後で一斉に枯れ死する。時には山全体が枯れることもある。しかし、種子がこぼれて新苗が発芽したり、根元に残った若い芽が更新したりして、まもなく新しい群落が生じる。

■チシマザサ(ネマガリタケ)のタケノコは、淡白な風味と舌触りが最も東北的な感じがする。
汁の実、天ぷら、フライ、煮つけ、お浸し、色々なもの合う人気のある山菜である。



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2006年05月28日

・蕁麻疹(じんましん)と関係がある山菜

ワラビとモミジガサ(シドケ)に並んで美味しい山菜の代表格は
アイコと言う山菜!
正式名称はミヤマイラクサなのです。

DSC01021.JPG

●この風景は砂防ダムの上流部分
岩魚のいるいくつかの小沢を集めて、
砂防ダムで堰きとめられて湖の状態を作る。
その対岸の斜面に一面に「アイコ」の群生地帯発見です。

DSC01020.JPG

●ミヤマイラクサ(イラクサ科)岩手の方言:アイコ、アエッコ
比較的に低い山でも、沢沿いに群生して分布します。
または、やや薄暗い腐葉土の多い林内などにも群生する美味な山菜。
大型の多年草で、卵型の大きな葉が互生して葉の先端は尾状に突き出していて葉茎ともに一面に鋭い刺毛が生えています。

※この刺毛の先端には、蟻酸が含まれており、触れると先端が折れて、蟻酸が人体に入り込む仕掛けになっているので、刺されると痛くて痒い。
イラクサのことを漢字で書くと、蕁麻(じんま)と書き、蕁麻疹(じんましん)という病気は、この植物に刺されたときのような状態になることからついた病気らしい。
(知り合いの医者が言っていました。)
ということで、採取するときは皮手袋か軍手をはめなければ、やっかいな山菜である。
正直にいってあまり採りたくない山菜ですが、湯通しすると不思議にも刺毛が柔らかくなってしまう。

DSC01019.JPG

●食べ方はさっと湯通しをすると刺毛が柔らかくなるので、それから皮を剥いて使用する。
煮付けたり、ゆでて色々な和え物にしたり、汁の実、卵とじ、サラダ等クセもなくアクもないおいしい山菜なのです。



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2006年05月23日

・クレソンの採取風景

抗酸化パワーによる老化防止と肺がん予防、前立腺ガンの
予防になる山菜はこの「クレソン」
そのクレソン採りに出かけました。

DSC01036.JPG

●小沢の両岸沿いにビッシリ生えているクレソン群
50mの長さの小沢5本がこんな感じになっています。
岩手山から流れ出でる小沢に一面に水芭蕉が咲いている場所があります。この場所は数人程度しか知りません。この小沢にはイワナもいますが水量が一定していないため、数も少なく敢えて私もここでは釣りはしません。そっとして置きたい場所なのです。
さらに、上流に30分歩くと大きな木の根元から岩手山に貯蓄した水が滾滾と沸きだしている所があり、5本の小沢に分かれています。その周囲がクレソン畑になっています。まるで栽培しているかの大群生になっています。

●クレソン(オランダガラシ):アブラナ科
明治初期に、フランス料理の食材として日本に持ち込まれた香辛野菜のクレソンが野生化した帰化植物です。日当たりが良く、水の流れのある浅瀬ならば多少汚れた環境でも繁殖します。豪雪地帯以外であればほぼ1年中採取できます。ただ晩春から初夏の開花の時期には昆虫の卵やヒルなどが付着する可能性があるので、この時期の採取は控えます。私たちの「クレソンは」岩手山の清流で育っています。

DSC01028.JPG

●クレソンは清流の土の中に生えているため、無理に引き抜こうとすると根ごと抜けてしまうため、茎の部分を指で摘んで採るようにします。

DSC01029.JPG

●今日の収穫した岩手に自生するクレソン
明日はこのクレソンを使って「クレソンのカリカリサラダ」を作ってみます。
こちらもご覧下さい

●発掘あるある!大辞典の特報記事



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投稿者 kirinkan : 19:44 | コメント (4) | トラックバック

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2006年05月15日

・ギョウジャニンニク採り

DSC00910(修整1).JPG

●ギョウジャニンニク(ユリ科)ネギ属の多年草
岩手でも地方によってヤマニラ、ハビル、ヒトドロと呼び名が変わる。
同じ属にタマネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウなどがある。
名前の由来は「行者が食用にするニンニク」で北海道、東北に多く、それ以外にも奈良県以北の高山に見られ、東アジア、シベリアからヨーロッパ、北アメリカ北部にも同種または似た種類の植物が分布しているとされる。
ギョウジャニンニクの匂いはニラとニンニク臭が合わさったもの。
この匂い成分に癌や動脈硬化、脳梗塞、成人病の予防や疲労回復など様々な薬効があるとされる。
ギョウジャニンニクを切ると酵素反応と化学反応によって臭気成分が生成され、この途中にビタミンB1の成分で臭気成分が作られず、疲労回復効果の高い物質をつくり出すとされている。
豚肉などビタミンB1を多く含んだ食材と組み合わせることで、消臭しながら薬効の高い料理ができる。 

2006年の採取状況はこちら

ギョウジャニンニク組写真.jpg

●収穫は地上部のみを2~3年に1回ギョウジャニンニクにはすでに葉のつき方、葉数が決まっているため、茎葉を収穫した株から年内に新しい葉は再生されません。 
2年連続して地上部を収穫すると枯死株が多く、生き残った株の生育も著しく劣り、痩せて少なくなってしまいます。山菜の本では地際3cmを残して収穫するとしているが、株のダメージは相当大きい。
山菜採りで自生株を収穫する場合は2~3葉の内の1葉のみを収穫するのが資源保護上は最も有効。

●天然物のギョウジャニンニクの葉茎は
栽培物と比較して大きさ、太さは小さく細いのが特徴です。
同寸法の大きさ、太さを揃えるのは非常に難しい。
(それが天然物の証!)



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投稿者 kirinkan : 09:55 | コメント (5) | トラックバック

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2006年05月14日

・バッケ(フキノトウ)採り

すでに里のバッケ(フキノトウ)が終ってから
私達は奥深いイワナが潜む源流に向います。
その斜面には苦味が薄く柔らかな雪解けバッケがあるからです。

DSC00829hukinotou.JPG

岩手県のフキは大型のアキタフキのため大きいものでは子供の拳骨くらいの大きさ、残雪の中あるいは傍のバッケを縦に割って見ると写真のように黄色でとても奇麗なのが特徴です。
「バッケ味噌作り」には、ほど良い苦味で、一度食べたら
里のバッケとは比較にならないほど美味しさがあり、
おにぎりの具には最高!!といった感じでしょうか。
このバッケでなければ
ダメだというこだわりのお客様もいらっしゃるほどです。

以下はその採取風景です。
雪を掘って採るバッケは
里よりも早く採れて最も貴重なものとなっています。
また美味しさの理由には日射が多く注ぐ里のバッケに比べて
適度な日射と涼しさ、湿度があります。
日射が多く当たりすぎると紫外線で硬くなり、苦味がまし、
通称「赤フキ」と呼ばれるようになります。
組写真.jpghukinotou2.jpg



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投稿者 kirinkan : 01:36 | コメント (2) | トラックバック

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2006年05月10日

・山菜は温度差2℃でこんなに違う

山の麓(里)から車で10分程度走行すると
たった、気温が2℃違っただけで山菜の生える状態が別世界に行ったように異なる。
発生の目安の山桜は里ではは満開となっているが、
山の頂上に向うほど芽をだしたばかり、
当然、目的の「タラノメ」「コシアブラ」も
蕾の状態なのです。・・・・・がっかり!!!

natmtaranome.gif

里の山菜は休日の山菜採りの方の楽しみのために、
できるだけ採らないようにしています、・・でも今日は
山の山菜はあきらめて里に戻って・・少しだけサンプルとして頂くことにします。
里におりれば下の写真のように最盛期の様子です。

hh組写真(修整1).jpg

a:花が咲いた沢沿いの葉ワサビ b:大きくなるとタンポポのようになる「フキノトウ」
c:ゴマ和えが美味しい「コゴミ」   d:大きくなった葉ワサビの葉

kkk組写真(修整1).jpg

e:秋になると茎にウジが棲みつき魚の餌になる「イタドリ」
若芽の天ぷらは美味しくいただけるのに産直にも販売されていない山菜。
f:1本だけ見つかった独特のクセがある「ヤマウド」
生のまま酢味噌和えで食べる酒飲みには人気の山菜。


DSC00797(修整1).JPG

●今日のサンプルとして収穫はこれ!

①タラノメ
②葉ワサビ
③ヤマウド
④アサツキ
⑤コゴミ
**情報**
昨年に比べ今年の山菜の取り頃は
雪が多かったためほぼ1週間遅れています。




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投稿者 kirinkan : 01:45 | コメント (9) | トラックバック

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