« ・カリン酒 | メイン | ・急がば回れ(恥ずかしい話) »

2005年11月14日

・きのこ採りで大怪我!

私達の山菜、きのこ採りで持つ最低限必要なツールには
①しょい籠(背中に背負う籠)②腰籠(腰ベルトで締める小さな籠)③リックサック(リックサックの中に小籠をいれてある)④鈴⑤笛⑥小刀⑥ライター⑦タバコ⑧ゴム長靴⑨手袋(皮、軍手)⑩帽子
そして今回の題材の⑪山菜鎌があります。

私は本来山菜鎌の鎌(刃)の部分は
草木を(刈る)切るという使い方はしていません。
切るために使わないのですから山菜鎌でもなくてもいいのですが
オーダーで作るより廉価で購入できるため
これを簡単に加工して利用しています。
加工というと大げさな作業に見えますが・・・・
新品の山菜鎌を購入したら
鎌の先を刺さらないように丸く研いでしまいます。

また刃の部分もできるだけ(切れないように丸く研ぎ直しします。)

こうすることによって
鎌の部分を手で持っても杖代わりになりますし、
柄を持つと草木を払う役目として使います。

その他最も重要な使い方としては手の延長として使う事ができるのです。
急斜面をよじ登る時はこの山菜鎌は効果を発揮します。
滑りながらよじ登る時この鎌の柄の長さ60cm+腕の長さ50cm前後=1.100cmの範囲にある小枝等に引っ掛けて、引き寄せて登るのに非常に役に立つのです。

(山菜の「タラの芽」「コシアブラ」の枝を引き寄せるのにも利用)

きのこ事故.jpg

写真1:山菜鎌を使って上がる急斜面
ちょと見づらいですが右手に山菜鎌を持ち斜面にある木枝に引っ掛けて右手に力を「グッー」と力をいれて引き寄せて登る様子。

●さて問題の大怪我の話については
こちらを続きを読むをクリック↓

山菜鎌.jpg 工藤さん.jpg

写真2:問題の山菜鎌 写真3:山菜鎌で被害にあった工藤さん
私と二人で「ナラタケ」採りに行った時の事
いつもの山で20m間隔で離れて「ナラタケ」探しです。
少し出るのが早いかな・・という時期です。
30分位探しても出ている気配がありません。
山全体が乾燥している感じです。

「工藤さん~。ダメだ場所変えるべ!」「どごさ~」
「水気がある沢沿いにするべ~」「わがった~」

こんな会話しながら再度「ナラタケ」探しです。
沢沿いの下の部分に私がいて工藤さんは20mから離れて30m位の沢の中腹部分で探しているようです。
沢沿いに入って切り株全部に見事な「ナラタケ」が生えていました。
この状態が続くとショイ籠にすぐ満杯になるかと思われます。
そこで工藤さんにこの状態を知らせようと声をかけようとした時

「昆さん~、昆さん~、お~い、」
「昆さん~」と何度も呼ぶ工藤さんの声です。

私は工藤さんも
いっぱい生えている切り株を見つけて呼んでいるものだと思って

「こっちも、あるぞ~」「そのまま採ってで~」
それでも「昆さん~、昆さん~」としつこく呼ぶ声です。

私は籠を置いて
工藤さんの方に「こっちもあるがらよ~」と叫びながら向いました。
工藤さんの側に行くとしゃがんで右足を両手で押さえています。

「採ってらべ!」「あっちもあるがら」「採ってで!」
と言いながら戻ろうとしたら

「足やった!」
「足やった・・って何よ!」
「鎌で足やった・・・」

見ると太もものところは真っ赤な血で染まっています。
「長靴まで濡れている」と
工藤さんが言うので長靴を脱がして見ました。
長靴を逆さにしたら血がチョロチョロ流れ出てきました。

「何したの?」
「転んで鎌で刺した!」

太ももを押さえている手を離すと血がピューと吹きだします。
咄嗟に頭にかぶっている手拭を裂いて
細くし太ももの上部をきつく縛って血管を押さえました。
当たり前の事ですが「きのこ」採りどころではありません。

工藤さんを置いて車まで戻り、
できるだけ近くに車で来る事を考えました。
駐車している所から先は
5年くらい前までは車が通っていた狭い林道です。
藪だらけになったり、地盤が軟弱だったりして危険なのですが
無我夢中でその道を工藤さんの近くまで走らせました。
さすが4駆のジープです。
難なく工藤さんのいる地点100mまで登り、工藤さんを抱えながら藪を漕いで30分かかって車に到着です。

そのまま病院に行き入院しました。(3日間の入院でした。)

事情(原因)を聞くと・・・
前日山菜鎌(ステンレスの新品)を購入してので
刃先の部分を丸くしようとしたが
ステンレスのため硬く加工できなかったので
そのまま持ってきてしまったことと
斜面で上に登ろうとして
小枝に引っ掛ける動作と登る動作を同時に行ったが
山菜鎌を小枝にかけれなかったので重心が後ろになっていたので、
そのまま後方に一回転してしまい、
山菜鎌が手から離れ、先に刃を上にむけた状態で着地し
その上に太ももの部分が乗っかってしまったことが原因のようでした。

この日以来工藤さんは新品の山菜鎌を使わなくなりましたが
用心に用心を重ねて
安全な先が木製の杖(形は山菜鎌と同じもの)を
作って山歩きをしています。

山菜鎌は持たないほうが安全でしょうが
熊と出遭った時には
防御できる武器にもなると思い手放せないのです。
山菜鎌を使用する場合は
刃先を切れないように丸く加工して使いましょう。

おいしい ランキング

投稿者 kirinkan : 2005年11月14日 00:10

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.kirinkan.biz/mt-tb.cgi/627

コメント

見させていただきました!

投稿者 山本 : 2005年11月14日 14:48

ケガの方大丈夫だったんでしょうか?
大変なきのこ狩りになりましたね。
きのこ狩りも命がけですね^^;
怪我された方お大事になさってください。
カマも使い方間違うと怖いですね。

投稿者 あらかし女将 : 2005年11月14日 23:54

山本さんへ
ご覧いただきありがとうございます。
これから時々でいいですから覗いて見てください。
よろしくお願いいたします。

投稿者 昆寛 : 2005年11月15日 18:59

あらかし女将 さんへ
ホントに使い方を間違うと大変なことになります。
相棒の竹田さんも二度ほど鎌で怪我しています。
やはり新品の刃の部分を押さえて杖代わりにしたため滑った瞬間に右の手のひらを切ってしまったのです。
いずれ山では怪我をする可能性が高いので応急処置の薬、包帯は用意するべきですね。

投稿者 昆寛 : 2005年11月15日 19:09

こちらこそよろしくお願いいたします。ところで、会社のほうでこの話をしたのですが、なめこと松茸がほしいっていう者がいたんですがお願いできますか?

投稿者 山本 : 2005年11月15日 20:20

山本さんへ
ありがとうございます。
マツタケの収穫時期は終了いたしました。
ナメコは来週ナメコ採りに行きますので収穫がありましらお送りできると思います。詳細についてはご連絡いたしますので下記までメールをいただけないでしょうか?
hiroshi@kirinkan.biz

投稿者 昆寛 : 2005年11月15日 21:03

コメントしてください




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)