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2005年10月17日
・天然ナメコの成長
秋が終りに近づく頃
山奥深いブナ林には紅葉の始まりと
落ち葉が落ちる終盤にかけて
天然のナメコに出会うことができる。

●10年以上経過した
ブナの風倒木に末期を迎えた天然ナメコが生えていた。
天然ナメコが朽ちる寸前の風景であるが
見た目ではナメコとは思われない。
この日から1週間も経つと傘が融け、
崩れ始めて何事もなかった風倒木に戻る。
天然ナメコの成長を写真で観察する。
↓

写真1:天然ナメコの初期の姿
この状態になるまで1週間はかかる。
大きさは小指より少し小さい程度
インスタントの「ナメコ味噌汁」に入っているあの大きさである。
写真2:更に1週間程でこの大きさに成長する。
傘の裏が開く寸前の状態、
茎傘とも全体にヌメリのある粘性に覆われている。
この粘性によって虫の浸入を防いでいる、

写真3:更に3日も経つた天然ナメコの状態
流通されている栽培ナメコに比べられない位のボリュームで
初めて見る人は「これがナメコ?」と疑う人もいる。
写真4:その大きさの傘の裏
傘が開いた状態であるがヌメリが傘裏に少し残っているので
まだ、この状態では虫の浸入を防ぐことができる。
食するにはこれがベストの大きさだと思っている。

写真5:更に1週間経った天然ナメコ
この時期になると傘の色に変化が現われる。
全体が茶色だったものが傘の輪郭から色が薄れて薄茶(黄色っぽく)なり
中心は茶色を少し残すようになる。
写真6:丸みを帯びた傘が平に開いた傘の裏
傘が平に開いても茎、傘の裏がまだ白く食べ頃の状態になっている。
この状態から粘性が失われて、全体に乾きが始まる。
初心者だとナメコと気づかない。

写真7:末期の天然ナメコ
ヌメリ(粘性)がすっかり失われ、
傘の中心から割れが生じ、虫の浸入を防げない。
写真8:更に3日位経った末期のナメコの傘の裏
傘の裏は白から薄茶に変化し始める。
末期の状態で腐食の第一歩がここから始まる。
採取して縦に見ると虫が入っている場合が多い。
●そして冒頭の写真のように最終の姿を数日間残し自然に返る。

投稿者 kirinkan : 2005年10月17日 23:20
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旧暦九月十七日。 奈良方面へ走る。(みなさま、楽しい一日を、ありがとうございま [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年10月19日 23:59
コメント
昆寛様
TBありがとうございます!
ナメコ子実体の一生・・・興味深いですね。
キノコは、日を経て、別物のように化けますものね!
どんなキノコも、成長変化を見るのは、楽しいもの。
稀菌(と自分で思っているだけ)だったりすると、
感慨深いです。去年のキヌオオフクロダケが、
そうでした。楽しかった!
ナメコは、寿命が長いキノコなんだ!低温期だから
かな?
投稿者 桜沢 せおり : 2005年10月18日 14:47
写真6ぐらいのナメコが好きです。
栽培物にない歯ごたえと風味を楽しめますから。
投稿者 荻田毅 : 2005年10月19日 15:10


