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2011年06月27日

夏を快適に過ごす方法(2)

作年の夏は記録的な猛暑となりましたが、気象庁の長期予報は今年も平年より気温が高くなり、『暑い夏』になるとの予想です。
そこで、夏の暑さ対策として効率がいい「夏を快適に過ごす方法は?」のご質問がありましたので・・・を考えてみましょう!

Q:これから家を新築する場合、快適に過ごせる家にするには、どんなことに注意したらよいでしょうか?
A:次世代省エネルギー基準以上に対応させることが大前提です。


熱に関する数値をチェック!
暑さ、涼しさの基準は感覚的なものですが、家も車と同じように科学的に数字(スペック)で表わすことができるようになりました。これから家を建築されるなら、次世代省エネルギー基準以上の性能を満たした家にしましょう。

住宅の省エネ性能を表す指標としては、熱の逃げやすさを示す「熱損失係数(Q値)」と日射の入りやすさを表す「日射取得係数(μ値)」という2つの指標があります。主に前者は冬の暖房用の指標で、後者は夏期における係数を冷房用の指標として用いており、どちらも数値が小さいほど住宅の省エネ性が高いことを表します。また、その他にも「相当隙間面積(C値)」という1平方メートルあたりの隙間を表した数値があります。この値は小さいほど気密性が高くなります。

photo2_1.jpg
気密性の測定風景。デザインや床面積が同じでも、すべての住宅は現場で手作りなので1棟づつ、気密性能も違ってくる。

高断熱・高気密住宅は、日射エネルギーが少しでも室内に入ると室温が上昇する傾向があります。オーバーヒート状態になる前に、太陽エネルギーが入りすぎないよう、庇(ひさし)や軒で日射しをコントロールすることが重要です。また、生活するうえで発生する熱で室温は8℃以上も上昇します。この熱を速やかに排出するために、天窓やハイサイドライなどの熱気を排出させる排熱機構をきちんと設計しましょう。ちなみに天窓やハイサイドライがあると、夜間に屋外で冷やされた空気を冷蓄熱として屋内の蓄熱層に取り込み、涼しくする効果も得られます。

気をつけたいのは、「熱損失係数(Q値)」が小さくても軒の出が小さかったり、窓上に庇がないなど、「日射取得係数(μ値)」の数値が大きいと、部屋が暑くなってしまうことです。これでは「冬あたたかく、夏も暑い家」になってしまいます。夏を主体として考えることで、「冬あたたかく、夏涼しい家」が実現できます。「熱損失係数(Q値)」、「日射取得係数(μ値)」、「相当隙間面積(C値)」などがきちんと測定、掲示される工法を選ぶようにしましょう。

photo2_2.jpg
夏と冬で日差しの入り方が変わることにも注意。庇の長さは実際の採光状況から判断したい。


また、上の各数値だけでなく、換気システムの風量測定も大切です。先に「0.5回/hの計画換気が義務づけられている」といいましたが、これは換気システムの能力や部屋の容積などを元に計算して、書類に記入するだけで、換気風量の実測は義務ではありません。

photo2_3.jpg
換気システムの排気量の測定風景。天窓も排熱に効果的なアイテム

実測せずに書類だけで済ませてしまうケースが多いため、換気不足による結露やシックハウスのトラブルが増えています。ですから家を建てる際は、必ず換気風量を実測し、0.5回/hの計画換気が実現できているか確認しておきたいものです。

夏を快適に過ごす方法(3)に続きます。



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投稿者 kirinkan : 23:19 | トラックバック

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2011年06月25日

夏を快適に過ごす方法(1)

作年の夏は記録的な猛暑となりましたが、気象庁の長期予報は今年も平年より気温が高くなり、『暑い夏』になるとの予想です。
そこで、夏の暑さ対策として効率がいい「夏を快適に過ごす方法は?」のご質問がありましたので・・・を考えてみましょう!

Q:エアコンを使っているのに部屋がうまく冷えてくれません。
何が悪いのでしょう?

A:エアコンを使う前に防暑対策をしましょう。

いくらエアコンを強く効かせても、外から熱が入ってきたら意味がありませんし、空気を排出できなければ熱気はたまる一方です。暑さ対策の基本、「日射しの遮蔽(しゃへい)」、「熱気の排出」、「低温外気の導入と低温の保持」の3つをマスターして、エアコンに頼らない暑さ対策を心がけましょう! では、その3つの基本を解説していきます。


(1)日射しの遮蔽(しゃへい)
昼間でもカーテンやブラインドをして日射しを防ぐことは、ここ数年、省エネの観点から知られるようになりましたが、実はブラインドは外につけたほうが効果的です。室内ブラインドでは、熱の大部分が室内に入ってしまいます。いったん室内に入ってしまった熱は、天井や壁、床を暖めてしまうので、簡単には排出できません。可能な限り、ブラインドは外につけましょう。

photo1_1.gifマンションやアパートで外ブラインドが難しい場合は、園芸用の遮光ネットが効果的です。ベランダの物干しなどに設置するだけで、簡単に日射しを遮蔽できます。ホームセンターなどで購入できるので、お手軽かつ安価にできる対策です。
左図:窓の内側にブラインドをつけた場合、カットできる熱は40%程度。一方、外側に取り付けた場合は90%もの日射熱がカットできる。


photo1_2.jpg

写真:園芸用の遮光ネットは、もっとも低コストで日射しをカットできる方法。色や網目のデザインは好みのものを選べる。

(2)熱気の排出(内部発熱、日射熱の速やかな排出)
室内に侵入した日射熱や、生活する上で発生する生活熱で暖められた空気は室内にこもります。生活熱だけでも室内を8℃以上も上昇させるといわれます。この熱い空気を速やかに排出することが室内を爽やかに保つ基本となります。

まず、室内で熱を発生させないことが大切です。中でも無視できないのが、家電製品からの熱。具体的にはパソコンの表面温度が40℃、冷蔵庫が30℃、電気ポットが45℃といった具合です。使わない家電製品は主電源を切り、熱を出さないように工夫するのがポイントですね。家庭の中には、使われていないのに主電源の入った家電製品が意外と多いもの。省エネの観点からも、一度見直してみるといいでしょう。

熱気を排出する方法は簡単です。計画換気が義務付けられた2003年以降に建てられた建物では、24時間換気システムを利用します。計画換気では0.5回/hの換気が義務付けられていて、2時間で室内の空気がすべて入れ替わります。それ以前に建てられた建物では、夜間と朝方にレンジフードやトイレ、風呂場などの換気扇を回すことで熱気を排出できます。特に、レンジフードの換気扇はかなりのパワーがあるので、使わない手はありません。

photo1_3.jpg左写真:パソコン周りにはモニターや携帯電話の充電器など、熱源が多数集まっている
(3)低温外気の導入と低温の保持
外から入ってくる外気にも気をつけましょう。外気はどこから入ってきてもいい、というわけではありません。入ってくる方位や高さによっては熱気を取り込んでしまって、室内を暖めてしまうことになります。外気が比較的低温の北側の窓や、日陰側の窓を利用しましょう。

日陰側と日向側では10℃もの温度差があります。日陰側から日向側に風を通すのが理想です。鉄筋のマンションでは気密性が高いので、北側の窓を開けて外気を取り入れ、南側の窓を開けて、扇風機を外向きに回して熱気を排出させます。

●エアコンの目的は湿度を下げること!
熱気を排出させたら、あとはエアコンです。暑さ寒さの体感は相対湿度に関係がありますから、熱気を排出させたらエアコンを使って湿度を下げます。設定温度は26~28℃が基本です。冷房病にならないためにも、低すぎない温度設定を心がけましょう。外気温との差が5℃以内になるようするのがポイントです。

また、2階建ての家の場合は、扇風機を天井に向けて回すと2階にも涼しさを取り入れることができます。ただし、室内の粉塵も撒き散らすことになるのでほどほどに。

夏を快適に過ごす方法(2)に続きます。



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投稿者 kirinkan : 00:52 | トラックバック

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2011年06月21日

麻央ちゃんの初体験

希林舘自然クラブの山菜採り体験ツァーに大学生の麻央(マオ)ちゃん」が初参加です。
ヒメタケ採りは、一度参加すると、もう二度と参加しない率90%という不参加率が高い山菜採りです。
その理由にヒメタケ採りは山菜の中では熊との遭遇があることで一番危険であることと、山菜採りのベテランでも周囲がうっそうとした竹藪しか見えないので自分の現在地がわからず遭難に巻き込まれることが毎年あるからです。

また竹藪の中をかき分けてヒメタケを探すことは肉体的には重労働なので一番過酷な山菜採りになるからです。

初心者の麻央ちゃんからは、
その期待を裏切って「とても楽しかったので、また参加したい!」という参加率10%の中に入る元気な声をいただきました。

dc061901.JPG

その麻央ちゃんのヒメタケ採りの初体験の様子を動画にしました。
ヒメタケ採りの現場は岩手八幡平の樹海ライン沿いの下倉スキー場付近での撮影です。
初心者なこともあって比較的に竹藪がうっそうとしていない場所を選んでのヒメタケ採りの撮影となっています。

極上のヒメタケは太い竹藪がうっそうとしている所に主に生えるのですが、初心者の麻央ちゃんは、このような場所は避けて歩きやすい所を探して採っています。
(こような場所ではヒメタケは細いのです。
(でも味は極上品と同じですよ!)

■ネマガリダケ(イネ科)
岩手の方言:ジダケ、ズダケ、ササダケ、ヒメタケ
ネマリダケは名の通り根の付け根から、多少曲がっているからついた名前である。
海抜の高い山は、ほとんどこの笹一色であり、他種の笹はない。
大きな群落を形づくって、山全体が笹で被われることもある。
地下茎で繁殖するので、一定の寿命がくると、一斉に枯れることもある。
その年限は40~60年とも言われる。
その時には、一斉に開花結実した後で一斉に枯れ死する。時には山全体が枯れることもある。
しかし、種子がこぼれて新苗が発芽したり、根元に残った若い芽が更新したりして、まもなく新しい群落が生じる。

■姫ダケ、ヒメタケ(ネマガリタケ)のタケノコは、淡白な風味と舌触りが最も東北的な感じがする。
汁の実、天ぷら、フライ、煮つけ、お浸し、色々なもの合う人気のある山菜である。

関連記事:外人さんが姫だけ採りに挑戦!
関連記事:ブログ繋がりで姫だけ採り他を体験!



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投稿者 kirinkan : 23:14 | トラックバック

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2011年06月17日

ヒメタケの下処理(皮の剥き方)

ヒメタケは今が旬で採取は最盛期を迎えています。
ヒメタケ(ネマガリタケ)採りは山菜の中でも最も過酷で身体に自信がないと長続きしません。
ヒメタケは採ることも大変ですが採った後の処理、皮をむく処理も又大変な作業になります。

頂き物のヒメタケを下処理に生のまま皮を剥いたため・・・大変だっとという方がいますのでヒメタケを大量に採ったり、頂いた場合には効率がいい下処理をしましょう。

そこで簡単な下処理(皮の剥き方)を動画にしましたの参考にして下さい。又一般的ではありませんが機械(皮むき機)で皮を剥く方法もあります。これも動画でご覧下さい。

皮剥き機には手動と電動がありますが動画の電動皮剥き機は洗濯機のモーター他部品を利用した手製ですので販売はされていません。
dc060902.JPG



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投稿者 kirinkan : 00:24 | トラックバック

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2011年06月03日

八幡平ヒメタケの初物/2011

姫ダケ(ヒメタケ)採りは山菜の中で遭難及び熊との遭遇を考えると一番危険な山菜採りです。
ヒメダケ採り
山菜採りのベテランでも遭難に巻き込まれることが毎年あるので気を引き締めて山に入る必要があります。
また、周囲が竹藪しか見えないので自分の現在地がわからず迷ったことがすぐには理解できません。
そのため、迷わないためには必ず二人以上で行動するようにしましょう!
八幡平のタケノコ(ヒメタケ)採りはこれからが本番です。


八幡平周辺の低山のタケノコはこれからが本番に入ります。
八幡平周辺の山沿いはヒメタケ採りの人達で賑わいます。
尾根には残雪がまだ多いのですが、雪解けの状態から・・・ヒメタケ採りに行くかどうか判断をします。

■姫ダケ(ネマガリタケ)のタケノコは、淡白な風味と舌触りが最も東北的な感じがします。
汁の実、天ぷら、フライ、煮つけ、お浸し、色々なもの合う人気のある山菜です。


■ネマガリダケ(イネ科)
岩手の方言:ジダケ、ズダケ、ササダケ、姫ダケ
ネマリダケは名の通り根の付け根から、多少曲がっているからついた名前である。
海抜の高い山は、ほとんどこの笹一色であり、他種の笹はない。
大きな群落を形づくって、山全体が笹で被われることもある。
地下茎で繁殖するので、一定の寿命がくると、一斉に枯れることもある。
その年限は40~60年とも言われる。
その時には、一斉に開花結実した後で一斉に枯れ死する。時には山全体が枯れることもある。
しかし、種子がこぼれて新苗が発芽したり、根元に残った若い芽が更新したりして、まもなく新しい群落が生じる。



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