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2008年04月29日
雪代ヤマメ
里の桜の花が散り始める頃には
残雪がある高い山々も雪解けが始まり雪代(ゆきしろ)に変わります。
雪代とは、
通常、春になって山の雪がとけて水の増すことをいい「雪代が出た」と表現されます。
雪代が出ると川の水の色が白く濁った状態になり、
天気のいい日などの午後には水かさが増すと同時に水温が下がるので魚の食いが悪くなります。
雪代の釣りは午前中が勝負!
雪代が出ると水温が5℃以下になってしまい魚が活性しないので釣りにならないのです。
その雪代が出る午前中に支流から中流の雪代山女(ヤマメ)釣りをしてみました。
雪代ヤマメは魚体が白っぽくなるのが特徴です。
※釣り人:山女は自分・・・尺イワナは友人のYさん太>色>
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2008年04月28日
源流沿いの花たち
5月連休前のイワナが釣れる源流沿いでは
薄紫色の「カタクリの花」と白色の「ニリンソウの花」が源流に春を知らせてくれます。
カタクリもニリンソウも山菜の一つとして食べられるのですが、岩手では鑑賞用になっています。
一時期、乱獲されて減りつつあった「カタクリ」も保存運動のお陰で最近は昔の個体数に戻ってきていて、源流沿いを散策すると一面にカタクリの花が咲いている場所があちこちにあってとても心が和むのが嬉しい。
この時期のポピュラーな山菜と言えば「コゴミ」ですがまだ芽を出していない状態。
あと3日程でコゴミ採りもできるかも!
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2008年04月26日
雪解けバッケ採り
すでに里のバッケ(フキノトウ)が終ってから私は奥深いイワナが潜む源流に向います。
その沢沿いの斜面には苦味が薄く柔らかな雪解けバッケがあるからです。
岩手県のバッケはアキタフキのため大きいものでは子供の拳骨くらいあります。
大きいものは大味と言われますが里の小さいフキノトウより丁度いい苦味(薄苦味)です。
残雪の中あるいは残雪の傍のバッケは縦に割って見ると青黄色でとても奇麗なのが特徴です。
「バッケ味噌作り」には、ほど良い苦味で、一度食べたら里のバッケとは比較にならないほど美味しさがあり、おにぎりの具には最高!!といった感じでしょうか。
このバッケでなければ
ダメだというこだわりのマニアもいらっしゃるほどです。
■フキ(フキノトウ):キク科
主な成分:ビタミン(葉酸、βーカロテン)、カリウム、クエルチン
効 用:消化促進、痰切り、スタミナ増進
利 用 法:生食用、キャラブキ、佃煮、ビン、缶詰
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2008年04月13日
バッケが採れる頃の渓流釣り
昨年は4月末頃にバッケ採りに行った場所ですが、今年は10日程木の芽が早く出そうな気候なので山菜の発生状況を見ながら釣りを楽しむことにしました。
この時期の山菜はバッケとハワサビとアサツキで人気の高いコゴミとかタラノメとかコシアブラはまだまだ早いのです。
私が行くバッケ採りのポイントは山越えした沢沿いに生えています。
林道は除雪をしないので自然に雪が融けて安全に通れる日にを選んで林道を遮断する鉄の門が開きます。
その開門が今日だったのです。
しかし
山越えした風景はとても雪が多く、気温は2℃、とても寒く、冬の雰囲気はまだまだ残しています。
それでも道路沿いの雪解けの中からはアキタフキのフキノトウは芽を出しています。
岩手の山バッケは・・・本番はこれからです。
渓流の上流部は雪があっても車で15分も下ると、雪は一切ありません。
村の集落の川沿いを釣りをしながら土手を見るとハワサビがポツポツと芽を出し小さな株になっています。
山菜もこれから・・・渓流釣りもこれからが本番のようです。
やはり桜の花とヤマブキの花が咲くころは最もベストの状態のようです。
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2008年04月08日
民家のある小沢の釣り
今日は毎年採取する沢沿いの山菜(フキノトウ)の発生の様子見です。
大きく、柔らかく、苦味も少ない一級品のフキノトウ(バッケ)なのですが生えている所は林道を通り山越えした奥深い沢沿いに生えています。
里のフキノトウは終盤に向かっていますので、沢沿いはちょうど蕾の筈です。
その林道の入り口には鉄の門扉があって、尾根に残雪が多くあれば閉鎖されています。
例年であれが4月11日にオープンするのですが、今年は10日ほど早い桜の開花予想なのでもしかしたら、門が開いているだろうことを期待して向かいましたが・・・
残念、閉まっていました。
そこで・・・民家の集落の小沢にイワナ釣りに変更です。
岩手は源流に行かなくても民家のある小沢でもイワナはけっこう釣れるのです。
その釣り風景です。
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2008年04月04日
護岸された里川の釣り
両脇が間地ブロック(けんちぶろっく)で護岸された里でよく見られる小さな川です。
何十年にか一度訪れる台風による洪水の防止のために護岸されたですが、
魚にとっては住む環境にはほど遠い河川に見えます。
けれども5年くらいすると間地ブロックの隙間から、また岸辺にも少しづつ雑草が生えてたりして
魚棲める「フトコロ」ができあがります。
・・・・・「フトコロ?」つまり魚が外敵から身を守れる逃げ場所です。
また様々な雑草、木が生えることにより昆虫が住み付くことになり、魚の餌も少しづつ確保されるため、魚の住める条件が揃ってくる・・・そんな里川の釣りをしてみました。
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2008年04月03日
名水百選「金沢清水」
岩手山の麓に湧き出す7つの伝説の泉のある金沢清水は
環境庁の名水百選に指定された湧き水群は清涼で透明度も高く、
一日水量11万トンという豊かな湧水は、淡水魚養殖、灌漑用水など多方面に利用されています。
特に観光客もペットボトルとかポリタンクに汲み取るほど人気の水
(無料です。)
この金沢清水の水中の群生している水草は・・・なんと!!
山菜の「セリ」であることはあまり知られていない。
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