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2005年09月29日

・マイタケ求めて深山へ(2)!

昨日に引き続き
「マイタケ採り」でのレポートです。

38度の急斜面はこんな感じです。
写真の左上付近に相棒の山さんが必死に立っています。
私と少し離れて並行して、尾根を目指し慎重に、
眼を皿ののようにして「マイタケ」を探します。

舞茸5.jpg

写真1:尾根付近までは残り200m

尾根までの中間地点ですがナラの木が少ないため
見る眼は「マイタケ」がないと考え、雑になってしまいます。
それでも貴重な「きのこ」はあるもんです。
山さん「あるぞ~」
私「何が~」
マイタケがあるはずがないので適当なカラ返事をしてしまいます。
それでも気になるので急いで近づいて見ると
滑り落ちるのを足で踏ん張りながら何かを採ろうとしています。

●さて何の「きのこ」でしょうか?

マスダケ3.jpg

写真2:足を踏ん張りながら右手をのばしています。

オレンジ色をした「きのこ」のようです。
マイタケ採りの時のおまけにつくようなものですが
最近は数が少なくなっている「キノコ」でもあるのです。

マスダケ2.jpg マスダケ.jpg

写真3:これは「マスタケ」(サルノコシカケ科)

岩手の方言でマスダケ、アカダケと呼んでいる。
針葉樹、広葉樹の枯れ木、倒木、切り株に生える。
肉は鱒肉色で柔らかく、傘は20~30cm半円形で折り重なって株となる。
産直ではこのくらいの量だと3.000円で売買されている。
油炒め、すき焼き、煮物(煮しめ)には最高の食材になる。

写真4:これは何?

一瞬「エゾハリタケ」かと思ったがこれも「マスタケ」
「エゾハリタケ」の色は白から淡黄褐色になり、
半円形で密に折り重なっているため、遠くからは見間違える場合がある。
決定的な違いは傘の裏を見ると「ブナハリタケ」のように針があることで
区別ができる。また乾くと「エゾハリタケ」は軟骨のように硬くなってしまう。


ウラベニホテイシメジ2.jpg ウラベニホテイシメジ.jpg

写真5、6:これは?

これは前回投稿した
「ウラベニホテイシメジ」というイッポンシメジ(毒)と
間違われる「きのこ」
→前回投稿した記事上級者向けのきのこをご覧下さい。
茎の半分が地中に潜りこんでいるのが特徴の「大根しめじ?」とでも
いいましょうか、採るときはズボッと抜く感じがたまらないです。
「ウラベニホテイシメジ」の収穫はこの2本だけでした。

ヌメリスギタケ.jpg 舞茸の梱包.jpg

写真7:これは「ヌメリスギタケモドキ」

トチの木の根元にこの株だけ生えていたもの。
ヌメリスギタケの茎には粘性があるが
モドキには粘性がないことで判別できる。
またヌメリスギタケはヤナギ、ブナに発生する特徴がある。

写真8:最後に「天然マイタケ」1.5kgの量です。

この量で8.000円/kgくらいで売買されている。
天然物は栽培物と違って価格が少々高いが
採取の大変さがわかっていただければ・・・納得!

おいしい ランキング

投稿者 kirinkan : 2005年09月29日 00:40

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コメント

 こんばんは。舞茸に、鱒茸に、すごいですね!楽しそう・・・でも、大変な労力ですよね。
 
 からすうりのミニ記事を書きました、ご参考に、遊びに来てくださいませ。(今日は時間も無く、簡単になってしまいました。)・・・それでは。

投稿者 桜沢 せおり : 2005年09月29日 02:24

きのこ採りでゆるぐねな~(大変だな~)という「きのこ」は
マツタケ、マイタケ、ナメコですが
この3種類の共通は山をいくつも超えて探すことと
採れる確率が低いことが共通していますが
一日歩いて「はい・・ご苦労さん」は当たり前です。
収穫がなくても山を歩いただけでも都会の人が経験できないことをしているわけですから得した気分になります。

投稿者 昆寛 : 2005年10月01日 21:34