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2005年08月19日

・「黄金のきのこ」に「女性のきのこ」

不思議にもこの二つのきのこは
黄金と女性は切っても切れない関係があるかのように
お互いに近い場所に生えている場合が多い。

黄金のきのこは正式には「コガネタケ」と言う。
岩手県の平泉文化を支えたのは「陸奥の黄金」と言われるが
その黄金にふさわしい「きのこ」があるとすれば
この「コガネタケ」がピッタリである。
一方
女性きのこは正式に「オシロイシメジ」と言い、
オシロイのような匂いがして
足が長く八頭身で色白の美人きのこである。

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写真1コガネタケ(食):ハラタケ科

岩手の方言でコナタケ、オウゴンタケ、キナコタケと言う。
9~10月に草地、道端、林内に発生する。
茎を焼いてから
塩、醤油をつけて食べるとスルメのような味がして美味しい。
酒の肴には最高!

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写真2オシロイシメジ(食):キシメジ科

岩手の方言で「女性きのこ」と言う。
昔は食毒不明のきのこの部類になっていたが
最近は食菌の部類に入っている。
少しクセがあるのでゆでこぼしてから調理する。
油炒めは美味しくいただける。


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写真3コガネタケの発生風景です。

傘は10~15cmと大型になり、全体に黄金色の粉で覆われており、
触れると粉がつく。
このきのこに類似する猛毒の「オオワライタケ」があるが
このきのこには黄金の粉がないことで判別できる。
また「コガネタケ」は枯れ木に生えないが
「オオワライタケ」は枯れ木に生えることで判別できる。

写真4オシロイシメジの発生風景

このきのこに類似するきのこに「ケショウシメジ」がある。
発生時期は9~10月と同じだが
「オシロイシメジ」に比べると色は灰色に近い白である。
オシロイの匂いがしないことで判別できる。
食菌とされているが、傷つくと変色して苦味がある。
薄く切って水で苦味を抜いてから調理すればよいが
お奨めできない。・・・・・食べない方が無難。

●「コガネタケ」と「オシロイシメジ」は
近い場所に生えていると書きましたが
実はこれに「ハタケシメジ」も加わるのです。
「ハタケシメジ採り」に行くと必ず見かける3点セットです。

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投稿者 kirinkan : 2005年08月19日 23:39

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コメント

コメントありがとうございました。
「死ぬかと思った」というコメントで検索したところ昆寛さまのページに行き当たりまして、面白そうなブログだったこともあり、断わりもなくトラックバックしてしまいました。お許しください。ホームステイを受け入れていらっしゃるとか...とても素晴らしいことだと思います。「日本にいながら海外を感じられる」との言葉、なるほどと感心させられました。今後も時折のぞきに参りますよろしくお願いします。

投稿者 馬鹿煙 : 2005年08月22日 20:54