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2005年07月19日

・年に2回採れる「きのこ」を探す!

「天然きのこ」は一般的に年に1回発生するのが普通である。

「きのこ」の一生は「きのこ」に生じた胞子から始まり
年1回が一般的です。

胞子は、風や野生動物等で飛ばされて、水気のあるところに落ち、
適当な温度になると発芽して、菌糸を伸ばします。
きのこの胞子は植物でいえば花粉にあたり
きのこの胞子が単体で発芽しても「きのこ」にならないのです。
植物同様オス、メスがあり両方の菌糸が出会って、
これに温度や湿度等の条件が揃うと、その内の一部の菌糸が集まり
「きのこ」の基を作って、成長して「きのこ」になるのです。


岩手で
そんな条件が2回もある
一般的によく知られているポピュラーな「きのこ」は

8月のお盆の頃と9月の初旬に発生する

以前にレポートした「ハタケシメジ」と

「ナラタケ」があり、 

その他に「アミタケ」と「ハツタケ」があります。

dc090369(修整1).JPG dc090360.JPG
写真1アミタケ、ハツタケが採れる場所です。
ちょと見づらいかも知れませんが松林・・・
それも小松林(若い松林)の中です。
マツタケが採れるような場所には多く発生しないのです。

写真2アミタケ(イグチ科):岩手の方言でアミッコ、アミと言う。
黄褐色で傘の裏が網の目になっていて3~8cmの小さいきのこ
煮ると赤紫色に変色する。
つつるして舌触りがよく、大根おろしで食べると最高!

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写真3ハツタケを採取する風景
写真4ハツタケ(ベニタケ科):岩手の方言でロクショモダシと言う。

dc090365.JPG コピー ~ dc010285.jpg
写真5ハツタケの傘の裏
傘のヒダの部分に緑青色のしみができるので
リョクショウがロクショウに訛ってロクショウモダシと言われる。

写真6収穫したハツタケとアミタケ

●数種類の年に2回発生する「きのこ」を紹介いたしましたが
適度な温湿度等の条件が揃えば2回だけでなく、
3~4回も発生したこともあります。
例年採取する月日以外に「きのこ」探しにいって見ると
思いがけない季節外れの「きのこ」に巡り合えるかも!

おいしい ランキング

投稿者 kirinkan : 2005年07月19日 23:16

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コメント

ハツタケ、アミタケは昔たくさん採れましたが、
年々収穫量が減ってますね。
マツクイムシ等の松枯れもありますし。

中国からの輸入が増えてきましたが、
せめて天然ものぐらいは、日本で採りたいですね。

投稿者 荻田毅 : 2005年07月20日 09:37

荻田毅さんへ
その通りです。
岩手では松の植林事業が減って、現在ある小松林も年々大きくなってハツタケ、アミタケの発生が減っています。
近い将来マツタケ同様探すのに一苦労するきのこになるかも知れません。
松ではありませんがナラ、ブナの木の植林事業を地域単体ですが私達プループも参加して、昔のきのこの発生状態を夢見てがんばっております。

投稿者 昆寛 : 2005年07月20日 10:15