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2005年06月22日

・2004年の「ヤチヒロヒダタケ」はこんなだった!

岩手の山菜は「姫だけ」「フキ」「ミズ」の収穫は終盤にむかっています。
最終の山菜は数日後の採取レポートができると思います。

今日は前回「ナラタケ」のレポートに続ききのこシリーズのレポート
「ヤチヒロヒダタケ」という「ナラタケ」の仲間です。
比較的誰にでも採りやすく大量に収穫が期待できる「きのこ」です。
岩手の方言でヤチボリと言われています。

ナラタケとの違いは

●傘は4~6cm前後で「ナラタケ」より白っぽく、傘の中央に黒っぽいささくれがあり、
茎は中空で折れやすい特徴があります。沢山採れて籠などに入れると、
下に入ったものは傘と茎が折れて分かれてしまうため、
見た目は(バラバラになり)よくない。
でも・・・味は「ナラタケ」よりダシが出て抜群においしい「きのこ」で知られています。
日持ちが悪いため「きのこ市場」には滅多にでない種類です。
・・・・・が地元では一般的な「きのこ」なのです。

●多くは湿地の林内のミズゴケの中や沢のコケが生えている枯れ木に多く発生。

●「ハタケシメジ」を採るような牧草地でも、そこに沢があればその周囲に多く発生します。
ナラタケが採れる10日前後早く発生するのが特徴です。


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写真1:小粒の「きのこ」のため、どっかり座って採っています。
写真2:「ヤチヒロヒダタケ」の発生状況
沢沿いで平坦で湿り気がある場所で採取

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写真3:採るコツは一個一個根元から丁寧に採ります。
傘の部分から採ろうとすると折れてしまい傘だけの採取になります。
写真4:枯れ木にミズゴケがある部分に生えている風景(右下)
その奥には雑木の根元の周囲に密集している風景

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写真5:牧草地の湿り気がある場所で採取
写真6:もう一つの特徴に傘の裏の「ツバ」がないことで
「ヤチヒロヒダタケ」と判ります。

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写真7:腰籠に満杯の収穫です。
発生場所のポイントを理解できると誰でもこのくらいの収穫は大丈夫です。
写真7:1時間の山さん一人の収穫です。
シンプルにトーフ汁にこの「きのこ」を入れた方がおいしいのです。
残りはビン詰にし正月用に保存します。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メンバーの竹田真の風景写真です。

山、川の帰りが遅くなるとこんな美しい夕焼けの風景が見ることができ
自然の美しさに感謝!感謝!です。(都会では滅多に見ることがない風景です。)
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おいしい ランキング

投稿者 kirinkan : 2005年06月22日 23:05

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コメント

「ヤチヒロヒダタケ」って初めて聞きました。
昔、私が岩手に住んでた頃は、「ナラタケ」の仲間をみんな「ボリメキ」って呼んでいました。

あれもこれもみんな「ボリメキ」が、今はだいぶ細かく分類されてますね。正直僕は面倒くさくて、いまだにみんな「ナラタケ」って呼んでます。

投稿者 荻田毅 : 2005年06月23日 11:21

一般的に「ナラタケ」大きく区別するとすれば1・ナラタケ2・ナラタケモドキ3・ヤチヒロヒダケ4・オオナラタケの4種に分類しています。全部方言で「ボリ」といっていますが、発生の時期が微妙に違っていて、沢沿いの湿気のある「ヤチヒロヒダケ」が最初に発生します。季節外れに(今頃)発生するものは定番の「ナラタケ」で秋には同じ場所に発生するものです。「ナラタケモドキ」は茎にツバがありません。ヤチヒロヒダケは根元が株にならずに1本1本離れて生えています。他の3種は(離れているのもありますが)根元一株に何本も付いていることで判断できます。またナラタケとオオナラタケは茎ががっちりして型崩れがないのに比べてヤチヒロヒダケ、とナラタケモドキは簡単に型崩れしやすく。いっぱい採った時に家で整理しようとすると傘と茎がバラバラになってしまいます。
オオナラタケはクヌギ等の広葉樹の切り株に株状に発生し、がっちりして傘も大型になり(12cm前後)型崩れはありません。
いずれにしても味が一番出る順序はヤチヒロヒダケ、ナラタケ、ナラタケモドキ、オオナラタケといったところでしょうか。

投稿者 昆寛 : 2005年06月23日 22:51

いつも、楽しみに見ています。

投稿者 yama : 2005年06月24日 08:35

yama さん
ありがとうございます。
これから「きのこ」が本番に入りますと2005年のきのこの採取レポートができると思います。また山菜ときのこの間は渓流釣りのレポートを投稿しようと考えています。
これからもよろしくお願いいたします。

投稿者 昆寛 : 2005年06月24日 23:03