« 山菜採りの最中です。 | メイン | 「クズ」という風邪薬にもなる山菜 »
2005年05月31日
過酷な体力を使う山菜「姫タケ」採り!
山菜採りの中で一番過酷でしんどいな~と思うのは
ネマガリタケ・・・岩手で通称「姫だけ」と呼んでいるササダケである。
岩手の八幡平の5月末からは
山の下層から徐々に中層、高層地帯に姫だけは出始めて、
この時期は山全体が姫タケ採りの人、人でお祭りになるのである。
熊と遭遇しないために
爆竹を鳴らす人、ラジオを鳴らしながら採る人、
熊よけの鈴を鳴らしながら採る人・・様々である。
ラジオは「姫だけ」でリックサックが満杯になると余計な荷物となるし、
爆竹は自分のある一定のエリアは熊よけになると思うのだが
爆竹を鳴らさない人達のエリアに逃げ込む可能性があるので危険大なのである、。
従って、私は熊よけに「鈴」を使用している訳である。
●写真1:しんどい思いをして収穫した「姫だけ」
1本当たり25g~30gの大きさです。
●写真2:「姫だけ」を採る風景はこんな様子です。
密集した笹藪は足の踏み場もないくらい竹と竹の間隔は10cmも満たない。
そのため、進もうとする方向を手でかきわけて確保し、右足を1歩出して、バランスを取りながら
次に左足を引き寄せる、その時、頭、顔、眼に竹の跳ね返り防止のため、
上半身は低くしなけれなならず、まるでストレッチをしているのと同じ姿勢を強いられるのである。
それに満杯となった(子供を背負った重量)リックサックを背負っている訳だから
想像してみて下さい。いかに、しんどいか・・・・・・そんな訳で
●「姫だけ」採りは一番過酷で重労働を要する山菜採りなのです。
●写真3:「姫だけ」はこんな様子に」生えています。
根元を掴んでポクッと折るように摘まみ採ります。
写真で赤茶色した下の部分は地中(腐葉土)に潜りこんでいた部分です。
●写真4:収穫した約700gの「姫だけ」です。
●写真5:非常に珍しい少し枯れてしまったネマガリタケの花
■チシマザサ(イネ科)岩手の方言:ジダケ、ズダケ、ササダケ、姫だけ
またの名をネマガリダケ、その名の通り根の付け根から、多少曲がっているからついた名前である。
海抜の高い山は、ほとんどこの笹一色であり、他種の笹はない。
大きな群落を形づくって、山全体が笹で被われることもある。
地下茎で繁殖するので、一定の寿命がくると、一斉に枯れることもある。
その年限は40~60年とも言われる。
その時には、一斉に開花結実した後で一斉に枯れ死する。時には山全体が枯れることもある。
しかし、種子がこぼれて新苗が発芽したり、根元に残った若い芽が更新したりして、
まもなく新しい群落が生じる。
■チシマザサ(ネマガリタケ)のタケノコは、淡白な風味と舌触りが最も東北的な感じがする。
汁の実、天ぷら、フライ、煮つけ、お浸し、色々なもの合う人気のある山菜である。

投稿者 kirinkan : 2005年05月31日 23:26
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.kirinkan.biz/mt-tb.cgi/75
コメント
コメントしてください
サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)
(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

